不況の真っただ中にあるアメリカで、ウォルマートが一人、気を吐いているらしいです。
Wal-Mart Wins Big During DownturnターゲットやKマートが既存店売上を減らす中、ウォルマートは+5%と好調を維持。
でも、従業員が低賃金是正の集団訴訟を起こしたり、拡大戦略が裏目に出てて既存店同士のカニバリが起きたり、デザイン性を付与した、ちょっとハイエンドなアパレルのブランドを立ち上げたものの、消費者から総スカンを食ったり、日本では西友を完全子会社化したものの、独り負けの構図に変化が無かったり....
と、まさに「
midlife crisisの最中」にあるというのが、私を含め、多くの人の共通認識だったのではないでしょうか?
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記事では、商品を「Win」「Play」「Show」のカテゴリに分けて、異なった戦略をとっている効果が出ているという。
「Win」は薄型テレビのように圧倒的なシェアを持ち価格を支配できる商品。
シェアを2倍に伸ばし、平均価格も2年前の$489から$660にアップ。
「Play」はアパレルに代表される、弱い分野。
品揃えを減らすとともに、ハイエンドを減らして低価格のみに。
これは、結局デザインブランド導入の失敗を認めたようなものですね。
「Show」は、工具のように、ワンストップショッピングが好まれる商品。
ハンマーからメジャー、釘やボルトなど、一緒に購入できないと不便ですよね。
ホームデポやロウズがライバルですが、ここでも低価格戦略。
ただ、品揃えは絞り込んでいる模様。
そして、極めつけは、クリスマスシーズンを見込んだ、「
強烈な」低価格玩具
かなりの商品を$10で販売するらしい。
来店を促す、強力なドライビングフォースとなるのを見込んでいるとか。
これには、ターゲットもKマートも追随できないのでしょうね。
一方、当然ですが、新規出店を減らすとともに既存店も整理、カニバリを回避するという。
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と、ここまで読まれたらお分かりと思いますが、戦略といってもなんてことは無い。
他店と比較して利益が上がっているのは、単にウォルマートを取り巻く環境がフィットしてきただけなのではないでしょうか?
次のステージでは、独り負けもあるのではと思ってしまいます。
いや、本当に戦略が効いているのかもしれませんが、個人的にはネガティブです。
ユニクロが盛り返してきているのとは、ちょっと違う気がします。
まぁ、ビジネス紙はこういった記事を書きたてますが、
なぜビジネス書は間違うのか ハロー効果という妄想
でも繰り返し述べられているとおり、ハロー効果が大きいのと、単に売れる「ネタ」だから、仕方ないですね。
さぁ、クリスマス商戦の結果を楽しみにしていましょう。