オマーンにあるカンラン岩の地層中に存在する地下水が大量のCO2を吸収できるポテンシャルを持っているという記事です。
Carbon-Capturing Rock簡単に言うと、地下水にCO2が溶解、カンラン岩と接触することでCO2の濃度が10倍程度まで上昇、染み込んでいくうちに空気が絶たれて、カンラン岩の主成分であるマグネシウムと反応、炭酸マグネシウムを生成するというもの。(簡単でないですか?)
カルシウムも当然存在することから、生成物は炭酸カルシウムと炭酸マグネシウムの混合物である、ドロマイトになるのでしょう。
世界で広く研究されているCO2貯蔵は、結局ポーラスな素材に吸収させる方法であるため、結局エネルギー的に不利、したがって常に再放出の可能性があるのですが、この方法はエネルギー的に安定な状態、かつ生成する際にもエネルギーを要しない点で有利ですね。
試算によると、オマーンの地下吸収分だけでアメリカの化石燃料発電時放出分をオーバーするというから、そのポテンシャルはいかに...。
ちょっと注目ですねぇ。
ちなみに、カンラン岩はこんなやつです↓