資金調達の一つとして、エンジェルファンドを考えているアントレプレナー、必見です。
Angel Investors Get Picky.日本で資金調達を考えるときには、
1.自己資金
2.親兄弟、親戚
3.国民生活金融公庫(国金)
4.民間金融機関
5.民間系ベンチャーキャピタル
6.政府系ベンチャーキャピタル
という感じではないでしょうか?(細かいことは、勘弁して下さいね)
ファンドという点では、ベンチャーキャピタル(VC)が存在感を出しつつある程度かと。
一方、アメリカでは、VCよりも前の段階にある事業(起業間もない、あるいは起業前)に投資するエンジェルファンドも幅広く活動しています。
ですが、そのエンジェルファンドが、投資対象を厳選し始めているというのが、冒頭で紹介したBusiness Weekの記事です。
11人の投資家に対して、
・投資対象
・求める素質
をインタビュー、スライド形式で紹介しています。
読んでみると感じるのは、タイトルにもあるように、投資対象のイメージがそれぞれかなり明確になっているという点です。
・売上が推測可能、予測可能であること(scalableであること)
・持続性があること
・精通したマネジメントチームの存在
・特許や著作権等を有していること
・基盤となる顧客を有していること
言われてみると、当然なのですが、今までは青田買いに走るあまり、軽視されていたのは否めません。投資する側がこのような姿勢だったので、求める側も推して知るべし。
ですが、レセッション入りしただけでなく、恐慌まっ最中にあっては、「エンジェル」といえども「ベンチャー」同等の査定をせざるを得なくなっているのですね。
幸運(?)にも、日本ではまだエンジェルが根ざしていないので、甘い期待を持つことなく、ですが、競争力のある技術やパテントで守られた技術を有する起業家は、国内だけでなく欧米などへも出資を働きかけていくべきでしょう。
優れたビジネスモデルがあったとしても、いや、そうであるならなお、国内だけに着目していては、日本お得意のパターンで海外勢にさらわれてしまいます。
最初から、このような形で出資を受けていれば、始めから海外への足がかりを得たのと一緒。
折しも、この恐慌下にあって日本は世界の耳目を集めています。
キラリと光るものがあれば、こぞってファンドは入ってくるでしょう。
小さく始めるという鉄則は守りながらも、ボーダーレス社会の恩恵を最大限に受ける形のビジネスを立ち上げていきたいですね。