先週、Beechcraft社の
King Air 350のデモフライトに参加してきました。

8人乗りのターボプロップ機で、
伊藤忠アビエーションが代理店です。
ロシア、中国とセール行脚をしており、日本でのセールを終えた後、アメリカへ渡ると言っていました。
航続距離が約3,000kmとのことなので、日本で1回給油し、アンカレジを経由していくのでしょう。
昔の海外便のようですね。
双発のターボプロップ機で、定員は8名。
エンジンの後部がトランクになっていたのがユニークでした。
室内は、白色の本革シートに、マホガニー?(勝手な推測です)のテーブル。
自由にレイアウトでき、ビジネスの打合せも容易ですね。
イグゼクティブがディールを行っている姿がイメージされるようです。
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ご存知かと思いますが、飛行機は機体の価格自体が高価ですが、維持費もばかになりません。
まずは駐機場が必要ですし、フライト毎のメンテナンスに年次の点検、定期的にエンジン他のオーバーホールも必須。メーカーの要請で、パーツ交換等も実施しなければなりません。
もちろん、毎回パイロットを雇わないといけませんし、燃料・オイル代もかかります。
そんな、限られたイグゼクティブしか保有できないもののセールスに、佐賀のような僻地にまで来るというのは、とても奇異に思えます。まぁ、福岡に来たついでにすぎないでしょうが。
Beechcraft社であればブランドもネームバリューもあります。
そもそも飛行機は安全性が最優先されるので、「実績」が一番のセールスポイントです。
セスナが小型機の代名詞ともなり、あれだけ全世界で使用されているのは、何よりもまず「実績」があるからです。
何十年にもわたる運行の結果、事故も多数起こしていますが、だからこそ、
・不具合は出尽くしている
・事故につながる要因は分析され尽くしている
として、愛用されている訳です。
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ですが、ここへきて環境の変化が見られるのでしょうね。
プライベート機ビジネスでも、価格競争や消費者(富裕層)の購買意欲の減退、あるいは燃料価格の高騰などと無縁ではないというような。
仮説を立ててみて、このビジネス環境をウォッチ、リサーチしてみるのも面白そうです。
エアバスが、A380を2番目のユーザーであるエミレーツ航空に引き渡しました。
ボーイングは、A787のANAへの納入時期をさらに遅らせました。
三菱のMRJは、ANA以外からの受注が無く苦戦しています。
中国は三菱に先駆けてビジネスジェットを発売しました。
航空各社は燃料高による乗客減を受けて、ローカルフライトを削減しまくっています。
他方、ファーストクラス,ビジネスクラスの充実には意欲的。
イタリアのアリタリアは瀕死の状態。
ノースウェストとデルタは、合併へのハードルを越えました。
LCCは燃料高を受け、一時期の興隆が嘘のように業績を落としています。
などなど、話題には事欠きません。
トレンドは、アッパークラスから現れることが多いです。
ビジネスジェット、プライベートジェット市場は、まさしくアッパーが顧客層のど真ん中。
国際線のファースト、ビジネスクラス利用者もしかり。
表面に表れている現象を横串でさすような切り口を見つけることが、次のトレンドを捉える事につながるかもしれません。