2008年05月 | ARCHIVE-SELECT | 2008年07月

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「心の翼」をお持ちですか?

曲がりなりにも、

「新しい何かを生み出す人」を応援する

ことを、目的にこのブログやウェブサイトの運営、メルマガの発行をコツコツと手作りしている管理人ですが、この私のモチベーションのよりどころとなっているのが、株式会社 ビジネスバンクの浜口さんです。

私と同じ気持ちでゼロから事業を立ち上げ、その目的を十二分に達成、さらにその先...と留まることのない探究心にはただただ脱帽です。

華々しく事業をされている方には、会ってみると....というのが無きにしも非ずだったりする中、浜口さんは全く逆でした。本当に「飾らない」「自然体」の気さくな方で、失礼かもしれませんが、ちょっと先を行く「同志」というイメージ、「兄貴」っていう感じでしたね。

その、浜口さんが3冊目の本をリリースされました。

「心の翼」の見つけ方

これは、1冊目「戦わない経営」、2冊目「仕事は味方」の実践ガイダンス版のような位置づけ。

前2作は、

・自分が幸せにならないと人を幸せに出来ないんだよ
・仕事って、幸せをどんどん分けていくことなんだよ

といった、いわば経営者マインド、起業家マインドを構築することを目的とした、起業に対するプロローグでした。

今回は、どこからどのように着手していけばよいかを、いくつかのショートストーリを使いながら、「腑に落ちる」形で説明しています。「そんなの知ってるよ」と薄眼で見ていても、途中からはっきり眼を開けることになります。それほど「気づき」にあふれています。

このブログでは、

・どういう現象からどんな背景が類推されるか
・その背景はその国、そのコミュニティに特有なのか
・日本にローカライズするにはどうすればよいか

など、起業ネタに直結する話題を中心にしていますが、浜口さんの本は「アントレプレナーのOS」を身につけるのに最適です。

難を言えば、あまりにその内容が「ファンシー」である点でしょうか。
「くすぐったい」という向きもあるのでは?

いずれにせよ、1,2時間程度で読了でき、読後感も爽快、そして安価。
「読んでみて」と友人に薦めたくもなる内容です。

ぜひ手にとってみてください。


| General | 09時08分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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擬似生活体験用ツール

前回、「擬似生活体験のススメ」をお届けしましたが、さらに「あったらいいな」をご紹介。

知らない街を旅行するときのお供といえば?
カーナビ?...かもしれませんが、やっぱり地図ですね。

それも、ラミネートされたやつ。すぐに拡げられるし、雨に濡れても平気、耐久性も抜群。
ということで、私は初めての街に行ったらすかさず書店に駆け込み、RAND McNALLYの「EasyFinder」を買い求めます。

たとえば、NewYorkのものはこんなやつです↓
Metropolitan New York City, New York: Laminated (Easyfinder Maps)

また、レンタカーで回るのがほとんどなので、同じくRAND McNALLYの「Rand McNally Road Atlas」も併せて購入。これにはWAL MART向けのOEMがあるので、そちらで買うと半額以下でお得です。

で、私はこれを大事に持って帰って、「擬似生活体験」で使いまくる訳です。

記事中に住所が出ると、すかさず参照。ウェブカメラが設置されているところだったら、そちらも見に行って、さらに擬似体験を深めるといった感じ。

あちらはストリートネームと番地で場所がすぐ分かるし、交差点も2つのストリートネームで表しますから、容易に特定できるのも便利ですよね。

これらの地図は、日本からでもアマゾンから購入できます。送料もそんなに高くないし、思ったより早く届くので、試してみるのも良いのではないでしょうか?

擬似生活体験が進むと、トレンドスポッティングにも磨きがかかること請け合いです。お試しを。

余談ですが、チェルシーがプレミアムアウトレットを日本に6つ(7月には7つになりますね)展開していますが、これはアメリカで展開しているものと「うりふたつ」です。

ですので、こちらを訪れるのもある意味「擬似体験」と言えるかもしれません。(もちろんアメリカで日本語表記はありませんが)

実は、アメリカで初めてアウトレットに行ったあと日本のアウトレットに行って、あまりのそっくりさに驚いたほどです。逆に、まだアメリカにいる気がしたくらい。

ちょっと情報まで。

| General | 21時14分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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市場調査よりマーケティングより、何よりもまず「ブランディング」

Business Week にはSmall Businessという、アントレプレナーに心強いセクションがあります。

アメリカをはじめ、世界のSmallBizを紹介するとともに、その成功の要因分析や、事業環境分析、smallだからこそ必要なスキル、マネジメント方法の提供などなど、「分かり切ってる」ことから「目からウロコ」なものまで、豊富な記事が満載です。

今日紹介するのは、そんなBWが定期的に行っているブランド調査についての記事Special Report

Key Note ともいえる記事A Practical Guide to Brandingでは、

・ブランディングとマーケティングは混同して使われている
・マーケティングの前にブランディング
・ブランドとは「約束事」であり、ブランディングとは世界に対する「約束事」を作り出す行為
・マーケティングとはブランドという約束事を差別化する戦略

などとし、いわゆる「マインドシェア」を高めなさいねと言ってます。

まぁ、これらは「分かり切ったこと」の部類でしょうか。

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他方、Small Companies, Big Brands, Big Bucksは、ブランディングに成功した個々の事例で、「今」を知るのに好適です。スライドショーになっていて、コメントも短くて読みやすく、ざっと俯瞰できるようになってます。

知らない企業ばかりかと思いますが、アメリカで「fade」になりつつある、あるいはなった事例なので、日本の未来を占う上で参考になるものもありそうです。

11番目の「The Republic of Tea」は紅茶を再定義した例ですが、日本でもこのような動きが出出していますよね。

Brooklyn Breweryは、今進行中のインべブによるアンハイザーブッシュのTOBなど「どこ吹く風?」といった戦略で成功している面白い例でしょう。

こういった、「元気のいい企業」を見ているとこちらまで楽しくなります。

| マーケティング・アイデア | 08時10分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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擬似生活体験してみませんか?

web上では、「こんなものまで.....」というくらい、ありとあらゆるサービスが提供されていますが、そのおかげで、今や「海外に住んでいる」かのような体験もできるようになってます。

今回、お勧めしたいのは、そんな疑似体験を思いっきり語学学習、さらにはトレンド把握、現地の人の思考パターンの理解に利用しようということです。

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「こんなものまで...」ほどではないですが、「へぇ〜」と思えるのは、ロンドンにくまなく設置された防犯用(?)カメラの例を出すまでもなく、ウェブカメラではないでしょうか。今となっては驚くに値しませんが、「海外擬似生活体験」ができるのも、このサービスによるところが多分にあります。

ググッてもらうといくらでもヒットしますが、アメリカの例ですと、
Earth Cam
が使いやすいところでしょうか。

自分が行ったことがある、通ったことがある、そんなスポットの「今」が見えますから、まさに「そこにいるような」気分になれます。時差も感じ取れますしね。

私はクライミングで数回お世話になった、「ラスベガス」の擬似体験用ウェブカメラサイトとして、市が提供している交通情報用サイトを利用してます。
City of Las Vegas
ダウンタウンのあらゆる交差点が見れますから、実に楽しい。よく通っていただけに、親近感もありますし。

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地元のローカル紙も、それぞれサイトを持っていますから、チェックしましょう。こちらはリーディング。斜め読み、飛ばし読みスキルも身に付きます。行ったことのあるショッピングモールに、新しい店がオープンしているかもしれませんよ。割引クーポンももらえたりします。(使えませんが)

ヤフーのディレクトリから、お気に入りの街の新聞を選んでみましょう。
Yahoo Directory

新聞とくれば、次はTV。アメリカはケーブルテレビ大国ですから、大手のネットワークのウェブサイトに行けば、ローカル局のサイトも調べられます。やはり、地元ネタの方が、生活感がありますから、こちらを積極的に利用しましょう。

NBC.com
ABC.com

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生活と言うと、やはり役所関係が必須。
アメリカは、ネットで納税もできるほどウェブを利用したサービスが普及していますから、お気に入りの街をググってみれば、すぐにサイトにたどり着けるでしょう。

転勤の予定があるのであれば、事前サーチが必須ですよね。

また、大学の講義もウェブ上で選り取り見取り。
podcastでも提供されていますので、iTunes storeのi-Tunes Uにアクセスすれば、本学の学生と同様の講義を受講できます。映像がありますので、リスニング強化に最適。

あとは、地元のフライヤー(チラシ)や、地元不動産情報などをメールで受け取るようにすれば、生活感たっぷり。これらは、いずれもローカル紙からいくらでもリンクが張られています。

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知っている人にとっては「当たり前」の内容ではありますが、もしご存知なかったら、あるいは過去に試したけど今はもう....という方には、ぜひ一度試して頂きたいです。ウェブカメラの数も増えているし、接続環境も改善されてるし、新しいサービスも始まってたりするしで、新しい発見があるかもしれません。

どこにビジネスネタが転がっているか分かりませんしね。

| General | 14時55分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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24時間モーニングです

このところ、省エネが目的か、景観が目的か、はたまた企業をいじめるのが目的か分かりませんが、関西、関東で「コンビニ24時間営業自粛要請」議論が花盛りですね。

思考回路が停止して、短絡的にしか物事を捉えられない役人には困ったものです。

でも、この10〜20年で劇的にライフスタイル、ライフサイクルが変わったのは疑いようのない事実ですよね。

正月を前にして、食料の買いだめは必要ないし、ガソリンを満タンにしておく必要もない。夜遅く小腹がすいても問題ない。どんなに地方に行っても、一つや二つはコンビニがある。車を持たなくても、通販で何でも自宅まで届けてくれる。(その車でさえも「通販」アリですから驚き)

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さて、日本の10年先行くアメリカは言わずもがな。
そのアメリカで、外食産業に次のトレンドが現われてます。

CONSUMERS WANT BREAKFAST FOODS AT LUNCH AND DINNER

つまり、もう時間でメニューを区切るのはナンセンスってことです。

ある人にとっては昼食でも、別の人にとっては朝食。日本でもよくある話。

だったら、「モーニング」は必ずしも時間的な意味における「モーニングタイム」だけ提供しなくても良い。というか、すべきでない。「ランチタイム」に「モーニングセット」と「ランチセット」があっても不思議でない。

こういうことに、やっと気付いたわけですね。

ハンバーガーは苦手な私は、よく「昼間でもモーニングマフィンが食べれたらいいのに」と思ったりしたものです。ランチセットのパスタより、モーニングセットの焼き魚がよい人も多いでしょう。

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既存店売上が減少する中、できるだけ営業時間中均等に集客することにご執心な外食産業の関係者の方。オペレーションが許すのであれば、試してみるのも一考ではないでしょうか?

私が浅学なだけで、実は「そんなのもう主流だよ」というのであれば、すみません。
Info-coorinatorを名乗っていながら、本記事については調べていないもので.....

| 食品・外食・流通 | 21時24分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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フリーマーケットのご案内

ビジネス雑誌GEEKの管理人よりお知らせです。

記事でいつもお世話になっている、「Business Week」や「Consumer Reports」など、定期購読している雑誌などで不要になったものを安価にお譲りしようと、サイトを作りました。

Info-coordinate.net〜フリーマーケット

洋雑誌は手に入りにくいので、貴重ですよぉ。

ただし、状態は良くはありません。
持ち歩いては、隙間時間に読むのが常ですから o(._.)o ペコリッ!

ただし、情報源、語学用マテリアルとしては最適。
残念ながら、というか当然ですが、各1冊ずつです(^_^;)

"とりあえず"立ち上げただけですので、ご入用の際はお手数ですが、メールにて連絡お願いします。都度対応していきます。

そのうち、皆さんからも提供頂き、ちゃんとしたビジネス雑誌フリーマーケットにできたらいいなぁと思っております。

どうぞ、御贔屓にm(_ _)m

| General | 21時35分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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マクロになるかニッチで終わるか

このところ、店頭で平積みされていることも多い、

マイクロトレンド―世の中を動かす1%の人びと

先月のポスト日本の出番?でBusinessWeekの「At Best Buy, Marketing Goes Micro」を紹介しましたが、このとき「Micro Trend」を理解してなかったなぁと思い、遅ればせながら読んでみました。

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・男と女
・親と子
・仕事
・階層
・美と健康
・飲食
・情報と娯楽

の7つのカテゴリーに分けて各論が展開され、

それぞれ、

・そのようなドメインが存在するということを支持するバックデータの提示
・現状の考察
・今後主流になるとすれば、どのようなビジネスが考えられるか

という流れになっています。

各トピック毎に、「下流社会」や「富裕層の財布」「下流は太る!」といった、所得格差に着目した著作の多い三浦氏が、「日本ではどんな状態なのか」という視点で解説を加えています。

ちなみに、私は氏の著書は「富裕層の財布」しか読んだことはありません。データに基づいたマーケティングの本でしたが、データをストレートに、「まんま」解説しているような感じを受けました。「何を言っているのか、という背景を深耕すべきでは?」と思える点が散見されました。(データはその仔細が明らかにされていないので、信頼性等も不明です)

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閑話休題

紹介されている「マイクロトレンド」、存在するのは確かなようですし、自身「そう言われれば、そうよね」というのが、読了後の率直な感想でした。すでに、バタフライは羽ばたき始めているようです。

これがほんとの「バタフライ効果」をもたらすかどうか。

「マクロトレンド」になるのか「ニッチ」で終わってしまうのか。

副題に「世の中を動かす1%の人々」とありますが、アメリカだったら300万人、日本だったら120万人、世界だったら6700万人。ニッチじゃないですね。

内容は著書にあたってもらうとして、ウォッチすべきトレンド満載であるのは間違いないように思います。ただ、気をつけないといけないのは、それぞれステージが異なっている点。社会が受け入れる状態になるまでどれくらい時間がかかるか、各テーマ毎に慎重に見極めなければならないでしょう。

でも、これは「タイムマシーンマーケティング」をしようとする際には、非常に好都合なネタですよね。つまり、アメリカにおいてどのようにこのトレンドが進展していくかを、取りあえずは見ておけばよいのですから。

肝心なのは、先に述べたステージに気をつける点と、ローカライズの仕方。

時間的余裕はありますから、お遊び感覚でブレストしてみると楽しいのではないでしょうか?

| マーケティング・アイデア | 20時41分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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紅茶の逆襲!?

マックのプレミアムローストコーヒー(最近はアイスも人気のようですが)に、スタバが原点回帰を目指して臨時休業でスタッフ研修、セブンイレブンがネスレと組んでエスプレッソメーカー販売などと、このところコーヒーについての話題には事欠きませんよね。

ところが、一方の雄、TEAに関する話題も散見するようになりました。

ICED TEA’S LIGHT IS HIDDEN UNDER A COFFEE CUP

調査会社NPDによると、コーヒーの消費量に気を取られている間に、実はアイスティーの消費量も伸びており、01年からの伸び率はコーヒーと同じ12%だったらしい。(ホットの扱いはどうなんだろうという疑問はありますが)

これまで、アイスティー市場は忘れ去られた状態となっていたものの、人気は高く、かつ高い成長を見せていたことになります。

かつては、アイスティーはランチとディナー時に飲まれることが多かったが、現在はブレックファーストや、午後のスナック時のビバレッジとしても人気があるようで、すべての時間帯にわたって消費されるようになったことが、高成長につながっていると分析しています。

手元にあった日経TRENDY7月号にも偶然、

「グルメ探偵団 次代を担う!? 紅茶の逆襲

という特集記事がありました。

記事では、「コーヒー用のエスプレッソマシンを改良して、紅茶でも安定して質の高い紅茶をスピーディーに抽出することに成功」したため、これまで紅茶では難しいとされていた店頭オペレーションが可能になったと説明しています。

あまりマーケティングされたなかったことから、これからアイデアの出し放題かもしれないですね。
ハーブティーとして無数のフレーバーも提供できる、もちろんその香りによる「癒し」の効用も謳える、スィーツとのカップリングも星の数。

昨年はキリンの「午後の紅茶」がリニューアルしてヘルシーさを前面に打ち出し、リブランディングに成功しましたが、今度は"レギュラー"ティーの番でしょうか?

| 食品・外食・流通 | 19時40分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ビジネスウィーク ベストコラム

お気に入りビジネス誌のBusinessWeek

届いて真っ先に読むのが、裏表紙開いてすぐのこのコラム
THE WELCHWAY

ウェルチ夫妻が読者からのさまざまな質問に対して、独自の視点から一刀両断、鋭いコメントを返します。さて今回は...

High-Performers Won't Wait

ルーマニアはブカレストの方からの質問で、優秀な人材の昇進にあたって、その業務における「ふさわしい在籍期間(appropriate tenure)」は考慮されるべきかというもの。

答えは簡単、

「こんな質問をあなたにさせたような優秀な社員だったら、経験なんて関係ないでしょ」

「人材流動化が激しい今日にあって、全く官僚的な要求を満たすためだけにhigh-performerの速やかな昇進を理不尽にも遅らせるのはナンセンス」と言いきってます。

そして一言、「Promotion is more art than science

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ただ、簡単な2つのテストを課すようにと言っています。

1.Does the candidate consistently post superior results?

これは

・常に自分の仕事の領域を拡げようと努力してきたか?
・見えざる機会やワークプロセス、コンペティティブな市場環境に対する洞察力を有しているか?

といったことを意味しており、決して売り上げや利益といった数字を意味しているのではないとのこと


2.Does the candidate consistently demonstrate the behaviors the company wants to see from its
leaders?

つまり

・顧客中心的な考え方、行動をしてきたか?
・部下,同僚と考えを共有するように努めてきたか?
・何でも言い合えるような場を創造してきたか?

といった、リーダーとしての素質を有しているか否かということのようです。


そして、最後にもうひとつ。

"Did the candidate arrive with a "tailwind?"
つまり、「tailwind」のおかげでたどり着いたんじゃないですよねってことですね。

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誰でも誰かにそう言われると納得して、安心して前へ進めるようになるところがあるかと思います。
私はそうですし、この質問者もそうでしょう。

「文句なく昇進させよう」と思っていながら、周りを気にして、さらにまだ自分にも不安があって。
それで、背中を押してもらいたくて質問したというところではないでしょうか?

甘いと言われればそれまでですが、私的には非常に共感できます。
まだまだですねぇ。

皆さんはどうですか?

| ビジネス・ウィーク | 16時08分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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トレンドスポッティング練習サイト

私は、商品開発者やアントレプレナーのお役に立てるよう、Webの中に埋もれがちな貴重なデータをポータルサイトInfo-coordinate.netを細々と運営しております。これが意味があるのは、「雑多な」「玉石混合」の中にデータが散在するからなんですねぇ。検索リテラシーを持った人にとっては何でもないことでも、それを生業としてない人にとっては、その中から求めるデータに巡り合うのは至難の業。

いくら、物心ついた頃からネットに慣れ親しんでいた人間がメジャーになるつあるといっても、皆さんが一様に身につけるスキルではないでしょうし、必ずしも必要ではありません。ですので、自分が求めるデータをピックアップしてコーディネートしてくれるサービスは、いつの時代も需要はあると思ってます。

ところが、正確で有用な情報で構成されているデータベースから探すのであれば、そんな苦労もいりません。

Diamond Onlineで野口悠紀夫氏が紹介している、ニューヨーク・タイムズのデータベースなんて、そのうちの一つですね。

ニューヨーク・タイムズの記事検索からビジネスのヒントを得る
第1回, 第2回, 第3回

3回にわたって、利用の仕方を詳細に紹介されています。
データマイニングですね。
ぜひ、上記リンクにあたって、試しに実践してみてください。

それにしても、無償で提供してくれているのには感服です。
日本の新聞社は数年がやっとですし、すぐ金を取ろうとするヽ(ー_ー )ノ

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一方、TIMEも太っ腹。膨大な過去のアーカイブを公開してくれています。
ニューヨーク・タイムズが1981からなのに対し、こちらは1923年から!!!!!

筆者, 記事の長さ, セクション別などでもフィルタリングできます。

以前は購読していて、記事があまりに政治よりだったので、ビジネスメインのBusinessWeekに代えてしまいましたが、秀逸な雑誌には変わりありませんから、時々利用してます。

TIME ARCHIVE

野口氏が紹介している方法は、こちらでももちろん有用。

昔の記事をたどりながらトレンドを予測、その後の記事に当たることによって答え合わせもできてしまう、つまりトレンドスポッティングの練習までできる訳です。なんと素晴らしい。

皆さんも、自分だけのデータベースを見つけてみてみませんか?

でも、何はともあれこの2つでお試しあれ。

| マーケティング・アイデア | 13時57分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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テキスト検索の先にあるもの

まずは、BusinessWeekのこちらの記事を見てください。

Mobile Search: Look, Ma, No Hands

何とも、イラストが秀逸です。何しているかって?

崖からまさに今落ちている、その時に

「HOSPITAL」

ってケータイに叫んでます。

実は、検索しているんですねぇ、病院を。
ケータイが音声を認識、GPS機能を利用して場所を確認、最も近い病院のリストを検索してくれるという仕組み。それが、今回の記事の内容。

今のところ、YahooとMicrosoftがそれぞれ「oneSearch」「Tellme」という名称でサービスを提供し始めているとのこと。

それぞれ特徴があって、「Tellme」はGPSを利用したローカル情報の提供が得意。
つまり、上の例のように、利用者の近くにある検索結果を優先的に上位に表示するもの。
イエローページみたいな感じですね。

だから、近くの飲食店やATMなどを調べたいときに便利。
この点、Yahooは位置情報で検索結果をモディファイしないので、銀行の支店などのリストを返してしまうとか。さらに、そこへの道案内もWebページに行かないといけない。ちょっと使えないですね。

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そのYahooの「oneSearch」は、Microsoftの「Tellme」がイエローページライクなのに対し、あくまでもWebページライク。

だから、映画を検索しようとして「movies」と吹き込むと、「Tellme」は近くの映画館のリストと電話番号が優先的に検索結果のリスト上位に来るのに対し、「oneSearch」は最近の映画のタイトルと、シネマコンプレックスのリンクが検索されるらしい。

だいたい、ケータイで検索するときっていうのは、「今すぐ○○したい」って時だから、「Tellme」のような限られたシンプルな情報がベターですよね。

ただ、コメンテーターのStephenによると、「Prince Caspian」で検索した際、「Tellme」はカーディーラーの「プリンス」と中古車のリストが検索されたのに対し、「oneSearch」は期待通りの「The Chronicles of Narnia:Prince Caspian」というショーの情報だったと、褒めてます。

いずれにせよ、まだまだ改善の余地が多々残っているというのが現状のようです。
両者のうちでは、Yahooの方がちょっと苦しいでしょう。

でも、わざわざテキストを打ち込んでの検索とは比較しようのないほど便利ですよね。
(神業のように片手でタイピングする日本のユーザーには便利じゃないかもしれませんが)

今後、どのようにimproveされていくのか楽しみです。



| ビジネス・ウィーク | 21時12分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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お奨めアイテムサイト作成しました

これまで、こちらのブログと、兄弟サイト、はたまた毛色の変わったこちらのブログで、書籍などを紹介してきましたが、そちらを集めたショッピングページを作ってみました。

お役立アイテム

海外商品は入手しにくいのですが、アマゾン他で可能なものはどんどん紹介しようかと思ってます。

ちなみに、タイトルの下のメニュー、いちばん右のタブ「お役立アイテム」からどうぞ。

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ところで、この2年間BusinessWeekを購読し、その前は数年間TIMEを購読してました。
ブログでも時々取り上げるConsumerReports購読者でもあります。

さらに、何を隠そう、下手っぴながらフリークライマーなので、米クライミング雑誌「Climbing」も愛読してます。

でも、やっぱり、NewsweekやEconomist、英語版Harvard Business Review、Fortuneなどなど、その他の雑誌も読みたくなります。

National GeographicやAdventures、Natureなども惹かれます。

これらはもちろん、そのコンテンツが目的であるのは確かですが、英語のスキルアップ用のマテリアルとしても有用ですよね。だから、それが最新号である必要はまったくなかったりします。(特に自分の場合)ただ、「ペーパー」であることが重要です。

確かに、Web上でかなり閲覧できるようになりましたが、空いた時間にちょっとという点では、紙媒体のハンディさは捨てられません。しかし、大きな書店でしか入手できない、あるいは定期購読しか手が無い、まず第一に1冊ずつではバカ高い。

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ということで、購読している方たちとネットワークを作って、読み終わったものを融通しあうサイトな〜んてものができないかと、最近思ってます。

実は、以前にアメリカの新聞社や書店に、「古新聞を安く売ってくれ」とお願いしたことがあるのですが、そういうルールが無いということで、全て丁重に断られました。日本と同じで捨てるだけなら、譲ってくれと思ったんですけどね。意外とコンサバのようです。

ビジネス誌にこだわらず、パソコンや車やアウトドア、スポーツといった趣味系の雑誌まで含めて、スワップできるようなシステム、サイトなど作れないですかねぇ。

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閑話休題

今回のブログは、お役立アイテムサイトオープンのお知らせでした。

| General | 19時51分 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

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これこそ商人の気質!!

これほどまでに、文字通り「転んでも起きない」というのを見るのはそうないだろう。

Firefighter's Salute, June 2008

何のことか?

かの有名な「ユニバーサル・スタジオ・ハリウッド」で、今月初め火災が発生、施設の一部を焼失したが、それをそのまま「焼け跡を見学するコース」として人気アトラクション「スタジオツアー」に追加したという。

さらに.....である。

その謳い文句が

UNIVERSAL STUDIOS HOLLYWOOD HONORS CALIFORNIA FIREFIGHTERS FOR HEROIC EFFORTS IN SAVING UNIVERSAL’S HISTORIC BACKLOT WITH FREE ONE DAY GENERAL ADMISSION TO THE ENTERTAINMENT CAPITAL OF L.A

つまり、
スタジオの貴重なセットを火災から守った消防士の努力に敬意を表して
「消防士に1日フリーパスを提供」
するというもの。

消防士一人当たり3人まで家族や友人を50%オフで同伴可能。
もちろん、ディスカウントは無いですが一般客も「焼け跡」は観覧できます。

アメリカでは、消防士が国立公園のレンジャーと並んで子供たちに人気のある職業の一つ。
ユニバーサルスタジオは、子供に大人気のテーマパーク。
そこで、実際に消防士が活躍した「現場」を目撃・体験することができる。

これ以上ない、好適な組み合わせ。
パブリシティとしても申し分なし。

皆さん、こういった「気の利く」「柔軟な」ブレーンを持ちたいですねぇ。

| マーケティング・アイデア | 08時12分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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市場調査の手始めに

無料のデータをうまく活用してSomethingNew創造に利用しよう、というのがこのブログのテーマですが、

市場調査はネットにお任せ 情報はきっとこのサイトに〜無料データでマーケティング

というサイトも運営しており、定期・不定期に発表されるありとあらゆる無料データのリンクをご紹介しています。その中から、今日はひとつかみ.....

明確な目的もなく、「ちょっと軽く一人ブレストしようかなぁ〜」という時にお薦めの2サイトをご紹介。

まずはトレンドチェック。
消費・消費者研究(電通)
年代ごとに流行った商品・サービスをおさらいできます。もちろん最新情報もばっちり。
「消費潮流」「トレンドボックス・リサーチ」…秀逸です。
「消費実感調査」で、消費者マインドを掴みましょう。

そして、分かりにくい景気動向はこちら。
グラフで見る景気予報
「グラフ+コメント」の構成なので、過去からの流れが一目瞭然、「今」がどういうポジションにあるのかが理解できます。まさしく、「森」を見る感覚。
「モノづくり」をしようとするときには、こんな感じで十分なのです。

こういったものを材料に、アイデアを広げまくりましょう。
まとめるのはどういったサイトがお奨めか.....

別の機会に紹介しますね。

| マーケティング・アイデア | 20時41分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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もっとも熱いカンパニーをチェック

タイムマシーンマーケティングにうってつけの記事がこちら。

Hot Growth 50: Best Small Companies 2008

BWが定期的に行っている調査の一つです。前回は2006年。

今どんなビジネスがトレンドになりつつあるのか、そのリストを見るだけでレビューできるのだから、使わない手はありません。

いつ何時、日本でブレイクするか分かりませんよ。

顔ぶれも様々。
ちょっと紹介すると...

No.13 Blue Nile
オンライン ダイアモンドリテーラー
カラー,カット,カラットの3Cをウェブ上で指定して発注できる。
web上で一通り学んだあと、そのままオーダーできるという手軽さが、男性に大うけ。
「実店舗だと騙されそう」といネガティブ面を払拭したところが支持されてるとか。

No.2 Lululemon Athletica
ヨガ専門のアパレルメーカー
社員すべてに常に月当たり一定時間店舗で接客が課され、そのことが「お客の立場に立った」商品作りにつながり、ナイキ他のメーカーを寄せ付けない人気に寄与しているとか。

No.27 Cal-Maine Foods
卵専門メーカー
生鮮食料品の中でも最も価格上昇が大きく、その恩恵にあずかっている。
ただそれだけではなく、放し飼いにした鶏や有機飼料で育てた鶏、あるいは「ベジタリアン」の鶏の卵といったプレミアム商品も好評を博しているとのこと。

記事では数社にしか触れられていません。

さぁ、これと思った会社をチェックして、その「仕組み」「背景」を研究しましょう。

ちなみに、2006年のHot Growth 50も好調のようですよ。
こちらは、ある意味「継続性」が証明されている訳で、こちらも要チェック。

| マーケティング・アイデア | 16時11分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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あなたの知らないあなたの情報

日本では、ここにきてレセッション入りが明確になる中、依然として人材(最近は人財でしょうか。人罪じゃないですよね)難は続いているようですね。ただ、おしなべて逼迫しているのはなく、一定のスキルを有した人材の採用がタイトになっていると見るのが正しいでしょうが。

さて、アメリカではどうかというと、直近の失業率は急上昇中。その一因ではないかもしれませんが、あの911以来、人事採用にあたっての企業の姿勢にあるトレンドが表れています。

The Trouble with Background Checks

HRが応募者の身辺調査を低いランクの人間に対しても実施するようになり、さらにそれをアウトソーシングしだしているのです。

これまでは、マネージャーなどを外部から招聘するときなど、ランクが高いセクションへの採用時に行うのが一般的、そうでなくともHR自身が実施することが多かったとのこと。

なぜこのような傾向になったかというと、911テロを経験して、危険要素を内在させる人間を採用したくないというムードが高まったと記事にはあります。しかし個人的には、それはきっかけに過ぎず、CSRが叫ばれる中、極力リスクを回避しようとする動きが顕在化しだしたのではないかと思います。

このことは、明確に数字に表れています。

最大手のFirst Advantageは利益が47%アップの$29mln, HireRightは44%アップの$9min。
その他も同様で、後ろのページにデータが掲載されています。

* * *

ここでBWが問題にしているのは、その身辺調査結果が必ずしも正しい、もしくは正当、中立的ではなく、そのようなデータが残っている限り、本人は希望する仕事に就けなくなっているという点です。

記事では、売上を着服し友人に安く商品を販売したとして解雇された店員や不平不満ばかり言っていたために解雇されたトラック運転手などが例として紹介されています。しかし、本人によると全くの間違いであるとのこと。

申し立てをして認められても、誤ったデータが調査会社がアクセスするデータベースに掲載された後だったり、たとえ訂正することができたとしても、データが独り歩きしていたり。

さらに、こういった調査会社は以前の会社のボスや同僚などにもインタビューをして調査結果をまとめますが、必ずしも客観的な評価が彼らから得られているとは限らないということも、問題でしょう。

金融商品の格付け機関の問題が話題に上がっていますが、こういった身辺調査機関が発行する調査結果も同様な問題をはらんでいるといえますね。

* * *

さて、ここで面白い現象が起きているともBWは伝えています。

それは、応募者側が自分の身辺調査を実施するようになってきているというものです。
つまり、会社が知る前に自分で知っておきたい、対処できるならしておきたいというニーズです。

これって、その昔高校から大学へ提出される「内申書」を本人がはたまた親が見たがったようなものかもしれません。

面白いというのはこの点ではなく、これにコストをかける人が多くいるという点です。アメリカでは本人のこのようなデータは実費で参照できるので、せいぜい$10くらいで手に入るのです。それを、$25〜$75かけてカスタマイズしている向きがあるんですねぇ。

またこれを、こういった調査会社、スクリーニング会社は収益源としようとしているというのだから、抜け目がない。こういうのをまさに、「一粒で2度おいしい」と言うのでは?

* * *

日本はどうなのでしょうか?

私は寡聞にして存じませんが、もうそのようなマーケットがあるのでしょうか。
もし無い、あるいは萌芽期にあるとすれば、マーケットに育つ可能性はあるのでしょうか。

人材の流動化の進展は目を見張るものがありますし、どこの会社も即戦力は欲しい、しかしCSRの観点からも、問題を起こす可能性を有する人間、言ってみれば「ババ(ジジ?」は引きたくない。

ポテンシャルはありそうですが、アメリカで幅を利かせている「比較広告」がどうしても日本で馴染まないように、国民性などに起因する制約事項もまたありそうに思います。

だとすると、その間をかいくぐる、両方をうまく治めるところに新しいビジネスが生まれてきてもおかしくないかもしれませんね。何か、「ピン」とくるところはありませんか?

| ビジネス・ウィーク | 19時36分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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予め分かる未来

未来は不確定ですが、必ずor非常に高い確率で起こる未来もありますよね。

代表的な例は、日本の「高齢社会化」。おそらく「少子」も間違いないですね。
その他の例としては、法改正あるいは規制緩和の類。
決まるまでは不確定要素が高いものの、決まったら「確定した未来」。

4月と5月のガソリン税は例外中の例外でしたっけ。

さて、こちらはまだ「確定」ではありませんが、懸案となっていたオマーンが不参加ということで、弾みがついたのでしょうか。

GCC Agrees on Monetary Union but Signals Delay in Common Currency

つまり、GCCがユーロを手本に、通貨統合を図るというもの。

予定は2008年でしたが、実際の流通は2010年ころからになりそうと先日発表しています。
しかし、本年中に合意に達する見通しということなので、そうなれば「確定した未来」

そこから生まれるであろうビジネスを、あれやこれやとブレストしても無駄になりません。

ただ、あまりにデカイ未来なので、一介のアントレプレナーにはハンドリング不可能。
ですから、コアを外したところのニッチでビジネスをデザインしましょう。

すぐに思いつくのは、現地情報関係や語学でしょうか。

でも、「EU統合」後に何が起きたかをレビューしてみればよいので、意外と案出しだけなら簡単かも。
2,3年後を見据えて、今から「待ち伏せ戦略」をしましょう。

| マーケティング・アイデア | 16時13分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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FedEx Kinko'sがFedEx Officeに

日本でも東京を中心に60店舗以上を展開しているキンコーズですが、アメリカではその名称から「Kinko's」をドロップするそうです。新しい名称は「FedEx Office」今後数年かけて変更していくとのこと。

つまり、リブランディングですね。

FedEx to drop 'Kinko's' name
FedEx Changes Name of FedEx Kinko’s to FedEx Office, Will Record $891 Million Fourth Quarter Charge

* * *

2004年に買収しましたが、その時のKinko'sは単なるプリントアウト及びコピーサービス提供業者だったが、現在では、世界に広がるFedExのネットワークによって、中小企業にとってはバックオフィス、大企業あるいは外回りが主体のビジネスマンににとってはブランチとしての機能を果たすまでに成長。

「FedEx Office」の方がより正確に現在のビジネスを表しているというのが、その理由とのこと。
Kinko's自体が持つ、単なるコピー屋というブランドイメージが足を引っ張るようになったということですね。

まぁ、確かに初めてその名称を耳にしたときは、「???」というか、非常になじみにくい、発音しにくいイメージだったと記憶してます。ここまで引っ張ったのは、Kinko's側に配慮してのことだったのでしょう。

「FedEx Office」の方が洗練されて、耳にも心地よいし、そのものずばりの名称だから、「分かりやすさ」の面からも、グループとしてのブランドイメージを統一するという点からも賛成です。

* * *

日本のKinko'sはいつ頃から看板を掛け替え始めるんでしょうかねぇ。

| マーケティング・アイデア | 19時52分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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お奨め書籍

以前のブログで、会議の進行の仕方についてのルール「Robert's Rules」の要約本を紹介しました。

Robert's" Rules of Order Newly Revised in Brief (Roberts Rules of Order (in Brief))

がしかし、全くもって「ルール」のみの本でした。「裁判の進め方みたい」というのが率直なところ。ビジネスでどこまで有用なのやら。

このルールは、オハイオ州でシニアコンサルタントをされている奥村さんから伺いましたが、
「完全にこれにのっとってやろうとしたら、総スカンを食います
と補足されていた理由がよく分かりました。

ただ、これを読み進めるために買った本は秀逸でした。

携帯版 ビジネス交渉と会議英語辞典

実際は、「読み進める」ためにはあまり役に立たなかったのですが、それがかえって、実際のビジネスでは「役に立つ」ものでした。

さらに、例文が非常に具体的なので、読んでいるうちに、自然に、「発言や考えのバックグラウンドやロジック」が把握できます。

著者は、奥村さんの上司であるロッシェル・カップさんで、紹介してもらって購入したものです。
その他アマゾンであたってみると、日本とアメリカの文化の違いに着目、両者の懸け橋となるような本を手掛けられているようです。

実務で海外とやり取りされている方には、特にオススメですね。

ご参考まで。

| General | 19時06分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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続ヤフオクの未来

オークション世界最大手のeBayが、オークションの一本足からオンラインショ
ップとの2足のわらじへ、その戦略をシフトしつつあるという話題を取り上げて
いました。

Auctions on eBay: A Dying Breed

ただ、日本のヤフオクだけ見ていると、まだまだ利用者は増加の一途、楽天
のようにバカ高い出店料を取られることもなく(サポートを考えればそうでない
かもしれませんが。コンサルやセミナー等、きめ細かいとは聞きますし)、てっ
とり早く立ち上げることができますし。

記事でその理由として、「消費者は、物色して狙いをつけ入札を競う、といった
オークションの煩わしさに辟易し、決まったプライスで即決して購入するのを好
むようになった」としています。

確かに、それには私も同感です。

「クローズぎりぎりまで粘って、最後の最後で、それまでの最高プライスに最低
スレッドをオンして入札、落札する」な〜んてやってましたが(誰でもそうだと思い
ますが)、いい加減疲れるんですよね。

でも、「固定プライスで買ってもいいや」とみんなが思いだしたのは、新品の最低
価格が容易に入手できる容易になった点が大きいでしょう。

オークションでもかなり新品が出品されてますが、そういった商品はオークション
で手間をかけてぎりぎりのプライスで落札するよりも、最低価格近辺でワンクリッ
クで買った方がラクチン。

セカンドハンドでも、同等品の過去の落札履歴を元に推定、中古を扱っているオ
ンラインショップで同程度で販売しているのがあれば、そこで買った方が手っ取り
早い。

さらに、一時期のような熱狂的なファン、競い合って落札するスリルを味わいたい
という消費者が減ったというのも、大きな要因の一つでもあるでしょうね。

時間を金で買うようなこのご時世に、わずかの利益を狙って、終了間際にPCに
張り付くような時間の無駄はしないということです。

つまり、消費者が成長した、大人になったということでは?

この点、ヤフオクは十分考慮しているとは思います。即決意志のある出品者は
そのプライスを提示しますし、他方落札者はそのプライスで入札すればよいの
ですから。ただ、なにがしら影響は出てくると思います。

eBayがオークションとリテールを別のスキームととらえているのとは反対に、オ
ークションの中にリテール、つまりオンライショップがあるという形になるのでは
ないでしょうか。

今でもある意味そうなっていますが、もっとオークションらしさが失われていく、
「熱い戦い」がなくなっていく、オークションと名のついたオンラインショッピング
サイトみたいなものに。

いずれにせよ、googleがやってくる際、万全の態勢で待ち構えた井上社長で
すから、余裕しゃくしゃくでうまく「Sea Change」をやってのけるんでしょうね。

| ビジネス・ウィーク | 20時40分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ヤフオクの未来?

2001年に日本進出は果たしたものの、圧倒的なヤフオクの強さの前にあっとい
う間に撤退した、オークション世界最大手eBay。

そのeBayが、過去の遺産にもがいています。

Auctions on eBay: A Dying Breed

オークションよりも一般的なオンラインショッピングの方へ、利用者が流れている
とのこと。

eBayはもちろんオークション専業ではなく、オンラインサイトも有しており、08年第1
四半期の売上の伸びは、オークションが14%であるのに対し、オンラインサイトは
37%だったらしい。

以前としてオークションの売上が全体の58%を占め、収入の柱であることには変わ
りがない。しかし、商品数ではオンラインサイトが42%を占めるようになり、年22%と
いうペースで伸びており、このままいけば、今年度初めてオークションの売り上げを
上回る可能性もあるとの予測もある。

つまり、過去の栄光を引きずっていれば、ITバブルで消え去ったサイトよろしく、退
場を迫られかねない状態なのである。

もちろんeBay自身その点は百も承知で、Buy.comと提携したりして、サイトの拡充を
模索しています。

こうなったときにいつも問題となるのが、過去の「遺産」

オークションとオンラインショップ、両者を収入源としたいeBayとしては、オンライン
ショップ出店者を優遇する料金体系を一部取り入れたいところ。しかし、そうすると、
現在のオークション出品者にとってはデメリットとなる施策を実施しなければならな
い。両者同じようにいい顔だけはできませんからね。

「魅力を高めて、これだけの利用者をサイトに呼び込み、世界最大のeBayを作りあ
げたオレ達を切り捨てるのか?」

創業時から盛り上げてきた出品者の怒りが、記事に表れています。

実際、出品者に対する利用料は値上げしたようで、記事にはBruce Hershenson
という、コレクターズアイテムを出品していたオークショナーの例が紹介されていま
すが、彼はeBayに三行半を突きつけ、自身のサイトでオークションを実施するよう
にしたとのこと。

しかし、これは彼のサイトが現段階で多くのビジターがあり、かつ取り扱っている商
品もユニークであるからこそとれた手段。一般にはサイトも持たず、商品もどこでも扱
っているものでしょうから、結局は泣き寝入りでしょう。

他のオークションサイトといっても、eBayとの差はあまりにも大きい。

ちなみに、2位はUbid.comですが、ユーザー数は、eBay9000万人に対して、Ubid.com
は遥か後方の18万。日本のYahooは公表していないので詳細は不明ですが、目安
となるプレミアム会員の数は08年5月時点で約700万人。ただ「見てるだけ」の人も
利用者と言えるでしょうからそれを加味したとしても、とてもeBayの背中は見えてきま
せん。やはり、腐ってもeBay。おいそれと乗り換えるというのもできないでしょうね。

昨日紹介した、「町の電器屋さん」よろしく、お互いがwin-winの関係を続けていくの
は難しいですね。

じゃぁ、そもそも何でオークションの勢いが弱まってきたのか?

長くなったので、続きは明日に.....
(もちろん、BWの記事にちゃんと分析はされてますよぉ)

| ビジネス・ウィーク | 19時50分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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身につまされる笑えない話?

「オフィスでのペーパーレス化」

・pdfの広まり
・ストレージの高容量化
・ERPソフトの普及
・ワークフローの迅速化
・イントラネット環境整備促進

といったハード的な要素に加え、資源高や分別リサイクルの徹底などの外的環境変化
の後押しを受けて、20世紀後半から急速に進みましたよね。

ISOの定期審査でも、ドキュメントを紙ではなくディスプレイ上で示してOKという時代ですし。

ただ、役所だけはどうにもならない。電子政府とは言うけれど、全くもって機能していない。
いつまでたっても、昼休みに抜け出して、あるいはフレックスで朝一に住民票を取りに行っ
たりという、不効率極まりない状態が続く昨今。

あの、旧態依然の記帳台はいつまでのさばるのやら。


と思っていたら、アメリカでも状況は変わらないようです。

確定申告がすべてオンラインで済み、企業の納税も会計ソフトと歳入庁(IRS)のシステムが
つながっていると聞いていたので、ちょっと意外です。(間違っていたらすみません。確認は
とってません)

The Paper Chase
帳票類の数を見てみると、まぁ確かにIRSは横ばいといったところですが、証券絡みの書類
はウナギ登り。投資家保護が効いている?

Time Bandits
政府に提出する書類作成は着実に増加傾向。

Bother or Boon?
極めつけは、新しく施行される法律が要求するパーパーワークが多いこと多いこと。
「Junk Fax Prevention Act」なんて、笑っちゃいますね。

不必要な広告などのファックスを受け取らなくていいようにするために必要なフォームが多く、
その作成に年間13,180,000時間もの余計な時間が費やされているという矛盾。


他人のふり見てではないですが、アメリカ政府を笑う前に、日本政府を嘆く前に、まずは自社
を、自部門を、自分自身を改めて振り返っておいた方が良いかもしれません。

問題はどこにあり、自分は何をしようとしているのか、何にフォーカスしているのかを認識する
のはロジカルシンキングのスタートですしね。

新しくビジネスを立ち上げた当初は「何でも屋」として働きづくめになるのは必至ですから、
どっぷり漬かる前に、進む方向を十分確認し、無駄を排除して楽しく仕事をしたいものです。

「本末転倒」になっているビジネスを見つけるのもいいビジネスかも。

| ビジネス・ウィーク | 20時50分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ネットワークで息を吹き返すビジネス

最近、町の電器屋さんが元気なのをご存知ですか?


良く言われる話が、

地デジへの移行に伴い、アンテナの設置からチャンネル設定、さらに使用方法の説明といった需要が生じ、勢い地元密着型の「町の電器屋さん」がその強みを発揮しだした

というもの。

確かに、地デジに限らず、エアコンや洗濯乾燥機、食洗機、マッサージチェア、冷蔵庫等何らかの施工が必要なもの、あるいは大型の機器の需要の高まりが背景にあることは明らかでしょうね。


ですが、もうひとつ見逃せない点があります。

それは、アトム電器チェーンという、おいしいとこどりのネットワークの躍進です。


町の電器屋さんのデメリットというと、何が思いつきますか?

・メーカー毎に系列化されている
・だから品ぞろえが偏っていて、他社との比較ができない
・在庫が乏しく、その場で買って帰れない
・安くはない
・ネットワークがないのでアフターが心配

といったところでしょうか。


これらを一気に解決し、「地元密着」「親切丁寧」「何より安心」というメリット
のみを残す解決案を示したのが、先のアトム電器チェーンなのです。


仕入れ、チラシ作製のように、規模の経済が働く業務は本部が実施するため、
零細な加盟店も価格競争力を有することができる。さらに、系列以外のメーカー
の商品も仕入れ可能であり、加盟店が系列にこだわらなければ、「ワンストップ
ショッピング」も提供可能。また、本部は、量販店における価格調査や分析も実
施してくれる。

このような本部のサービスを、加盟店は毎月最低5万で調達、自身は販売及び
工事という、まさにキモである「地元密着」に専念できるというのが、このチェーン
のビジネスモデル。


最近加盟店の増加が加速しているのは、量販店の台頭に耐え切れなくなった
「町の電器屋さん」が増えていることもあるかもしれませんが、逆に量販店同士
の安売り競争が過熱しすぎ、顧客が価格以外のメリットを模索しはじめ、その傾
向を敏感に感じ取った経営者がトレンドに乗ろうとしている向きもあるのではない
かとも、個人的には思います。


加盟店が増えれば販売量も自然に増える訳で、するとバイイングパワーも増える
ため仕入れ競争力も高くなり、さらに求心力が働くという好循環に入ります。メー
カーとしても、それだけ販売量が増え、販売拠点も増えるというのであれば、有力
なチャネルとして販売施策の中に取り入れてくることでしょう。(実際松下やシャー
プなどでは動きがあるようですね)


「系列店が負のインフラとなったため、家電メーカーが量販店に牛耳られるように
なった」とまことしやかに言われるようになったころ、「系列を超えてネットワーク化
できれば、逆に強みになるのになぁ」と考えていましたが、すでにその動きはその
頃からあったんですね。

ケーブルテレビもネットワーク化したからこそ、アメリカのCNNのような一大メディア
になりました。携帯電話もネットワーク化すればこそですよね。

今さらではありますが、まだまだ散在しているが故に非効率、かつ負の遺産とな
っているシステム、業態を探したくなります。


| マーケティング・アイデア | 21時33分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ConsumerReports

遅ればせながら、このブログで紹介している記事の出典のひとつ、
ConsumerReports
のご紹介を。

ご存知の方も多いと思いますが、一言で言うと
アメリカの「日経新製品ウォッチャー」もしくは「日経トレンディ
といったところ。

この雑誌、その販売収入と読者および団体からの寄付のみで成り立っていることに特徴があります。業者からのいわゆる袖の下はなく、テストする商品も提供を受けず、正規のルートで購入したものを使用しています。したがって、全く公平な評価が行えるという訳です。

そのため、アメリカでは非常に権威のある雑誌として認められています。

私の古巣であるTOTOはアメリカで便器を販売していましたが低い知名度のため、売上はじり貧、利益も全く出ていませんでした。ところが、ConsumersReportの6L便器の評価で1位から3位までを総なめにした直後から破竹の勢い、ついに念願の単年度黒字化を達成するに至ったのです。

この例を目にしてからは、まさしく「恐るべし、ConsumerReports」という文句が自分の中に刻み込まれました。

それくらい影響度の高い雑誌ですから、どのような商品が紹介され、どのようなテストがなされ、どのようなコメントがなされているかをチェックすることで、アメリカで発売されている商品・サービスのトレンドが手に取るように分かります。さらに、アメリカ人の嗜好や消費傾向までもつかめる優れたメディアであると言えるでしょう。

日本人からしたら「???」と思えるような商品が大々的に特集されたりしていて、新鮮な驚きもたくさんあります。英語が読めなくても、十分楽しめること請け合い。写真も盛りだくさんだし、日本製品が紹介されない号は無いですから、飽きることもないでしょう。

ただ残念ながら、大きな書店でもまず扱っていませんから、単号での購入はまず不可能。ここはいっそ、定期購読しましょう。1年間で$38、送料込みで、Buying guide1冊もついてきます。

英語学習用のマテリアルとしても利用できますよ。(何も、まわし者ではありません)

ちなみに、Websiteの閲覧だけのコースもあります。こちらの方はもっとお手軽ですね。
まずは、サイトをのぞいてみてください。

面白さがきっとわかるハズ。

| General | 20時42分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

2008年05月 | ARCHIVE-SELECT | 2008年07月