2008年04月 | ARCHIVE-SELECT | 2008年06月

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日本の出番?

全米No.1家電量販店が、ようやく現場の声に耳を貸すようになったという話。

At Best Buy, Marketing Goes Micro

つまり、今まではトップダウン一辺倒だったのを改め、店長にかなりの権限を持たせるようになったというもの=「Goes Micro」

ヨーロッパから来ている貨物船やタンカーの船員が、わずかな上陸時間を利用して、iPodやiBookなどを買い求めているという動きに着目した店長が、それらの商品を奥のコーナーから入口付近に移動するとともに、電圧トランスなども併せてレイアウトしたところ、彼らに対する売上が67%もアップした。

こういった例から、Best Buyは各店舗に「スクリプト」から離れる、ルールにこだわらずに自由にマネジメントすることを奨励しだしたとしています。全国的チェーン店が「ハイパーローカル」になって、現場のセールススタッフに、「今までになかった新しい顧客層を見つけ出すように」とはっぱをかけているらしいです。

記事では、先ほどのヨーロッパからのボートワーカー以外に、ノースカロライナ退職者クラブや最近派兵先から帰国したジョージアの兵士など、従来だったら本社のレーダーに引っ掛からなかったような「microscopic niche」の例が紹介されています。

その後も、「2年前だったらほとんど不可能だった」例がいくつも挙げられていますが.....

考えてみると、これらはまさに日本のリテーラーが得意とするところですよね。このやり方を日本でやろうとして全く芽が出なかった、Walmartの例がすぐに思い浮かびます。

だったら、このブログのそもそもの狙いとは逆ですが、アメリカにとって日本がタイムマシンになりそうです。(不良債権問題とサブプライム問題のアナロジーがとり立たされているのと一緒ですね)

サミットやヨークベニマルだけでなく、地方で気を吐くスーパーや町の電気屋さんなどなど、地元密着型に徹して成功している会社が、ウェブを窓口にコンサルをしてみるのはどうでしょうか。確かに、言葉の壁があるとは思いますが、日本での例をベースにアメリカの事情にローカライズしてチャレンジ、そこでまったく新しいストラテジーが生まれるかもしれません。そうなったら、互いにwin-winですよね。

インターネットのおかげで、いろんなハードルがなくなっている今日、低リスクでいろんなことにチャレンジできるのですから、自身の可能性を試す意味でもトライしたいところではあります。

| マーケティング・アイデア | 22時02分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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カバンにも編集力

Samsoniteと縁を切った、カバン大手のエースが、にくいマーケティングを始めるようです。

ultima tokyo

つまり、売り側が「セミオーダーメイドの売り場を作ることができる」というものです。

プレスリリースによると、「イタリアン」「ブリティッシュ」「フレンチ」といった国別、「ビジネス」「カジュアル」「トラベル」といった用途別に、異なったデザイン、テイストの商品群(現在12種類)が用意されており、バイヤーが自由にセレクトしてディスプレイできるとのこと。

「少し差別化できるアイテムが欲しいというバイヤーのリクエストから生まれました」

確かに、服や靴などは、バイヤー側である程度そのブランドの中でも店側が求めるテイストに合ったものをセレクトして、売り場全体の統一感を出すということが昨今よく見られるようになりましたが、「カバン」というのは、全くその対極であった気がします。

このセクションは「エース」ここは「Somsonite」、「Rimowa」「ゼロハリ」「ポーター」...etc
一つ一つが独特のテイストを醸し出していて、どの百貨店に行ってもカバン売り場の雰囲気は一緒でしたね。

ブランドオリエンティッドな人がいる一方で、自分のテイストに合う、使いやすい、そういったセルフオリエンティッドな人もいる訳で、そういうマスにエースは気付いたということなんでしょうね。

「鞄市場は成熟傾向にあり、ブランド名にとらわれず自分自身のファッション感性で商品を購入する生活者が増えています」と言っていますから。

バイヤーとしては、頭の先から足の先、手の先まで腕を試せるようになりました。ダニエルピンクがハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代で紹介していたように、編集力、いや物語力が問われることになるのでしょう。

じゃぁ、次は何が来るでしょうねぇ。

| 住宅・衣料・雑貨 | 19時03分 | comments:0 | trackbacks:1 | TOP↑

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地球儀のススメ

globe


皆さん、これが何かお分かりですよね。そう、「地球儀」です。小学生の時に買ってもらった方も多いのでは?

さて、ここであえて「地球儀」を紹介したかというと、常に「地球的」視野を持って物事を考える癖をつけてほしいからです。

1989年のベルリンの壁崩壊後の、世界の変わりようをどれだけ把握していますか?いくつの国が独立を果たし、国境がどのように変わり、力関係がどのように変化しているのか。旧ユーゴは今いったいいくつの国に分かれていのか、旧ロシアの衛星国がどのような経済状態にあるのか。高校で学んだ地理の知識では到底おぼつきません。高校の「地図帳」も役立ちませんよ。

というので、ここはひとつ、「地球儀を買ってみてはどうでしょう?」という提案です。

ワールドアトラスを購入するのも手ですが、やはり常に目に触れるという点からすると、地球儀ですねぇ。私が購入した写真のものは、ライトで光るようになっています。闇夜に浮かんでいるのを見ると、とても幻想的で、癒されるようです。海外から輸入しましたが、アマゾンでも購入できるようです。

オルビィス地球儀 コロンボL

表記が日本語なので、ちょっと興ざめかも。

ニュースを見る時も、逐一その国の位置関係を確認する癖をつけておくようにしましょう。情報が平面的でなく、立体的に理解できるようになるから面白い。アイデアの出方も全く変わってくること請け合い。実際私がそうでしたから。

北極海をどんな国がぐるりと囲んでいるか。温暖化が進んで、北極海に航路ができるかもしれないということは、どの国にどんな利権をもたらすのか。中東がなぜあれほど貿易の要衝となりつつあるのか。

いやはや、眺めていると本当に飽きないものです。

インテリアとしても最適ですし、何といっても机に置いておくだけで「格」が上がります。

騙されたと思って、さあみんなで買いに行こう!

| General | 21時22分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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シリコンバレーウォッチングは今でも「The sooner, the better」

ワープロや表計算などのオフィスソフトのみならず、3Dのモデリングソフトまで気前よく無料で提供してくれるgoogleのおかげで、今やありとあらゆる種類のソフトがほとんどweb上で無料で利用できるのが当たり前となった今日この頃。NASAが地球儀ソフトのWorld Windをリリースした時も驚きましたが、今回Microsoftがやってくれました。

その名も、World Wide Telescope

もうすでに日本でも紹介されているかと思いますが、まだまだ知れ渡ってはいませんよねぇ。
私は、シリコンバレーの情報をいち早くゲットするために毎日チェックしているMercury NewsTech Notebook: Virtual telescope offers peek at the universeという記事を見てその存在を知りました。

MicrosoftはパッケージソフトとOSでメシを食ってるので、ウェブベースのフリーのオフィスソフトを一部提供しながらもベースはパッケージというスタンスは変えていませんが、バッティングしないソフトに関しては、googleより気前がいいんじゃない?というのが私の意見です。

実際、google earthよりもVirtual Earthの方が、優れものだと思います。

で、今回の「World Wide Telescope」一言で言うと、「Virtual Earth」が宇宙に広がったソフトみたいなものです。

「宇宙から見た地球」という視点で地表の様子や地図等も見れるのですが、あまり縮尺が大きな(=ローカルな)地図は用意されていません。(ズームはできますが、ピンボケするだけ)そういう目的には、「Virtual Earth」をご使用ください。

それよりも、このソフトの本質は、地球からみた空、宇宙、宇宙からみた宇宙、そして用意されているプラネタリウムチックな天体ショー、極めつけは自分で自由にアッセンブルできる数々の星へのバーチャル宇宙旅行にあります。

NASAからデータの提供を受けているということもあり、映像の美しさはピカ一。また、NASAで実際研究に使われているデータ及びツールも含まれているということですから、まさしく大判振る舞いですね。

難点は、要求スペックが非常に高いこと。サイトを見ると

MicrosoftR XP SP2 (minimum), WindowsR VistaR (recommended)
PC with Intel Core 2 Duo processor with 2 gigahertz (GHz) or faster, recommended
1 gigabyte (GB) of RAM; 2 GB RAM recommended
3D accelerated card with 128 megabytes (MB) RAM; discrete graphics card with dedicated 256-MB VRAM recommended for higher performance
1 GB of available hard disk space; 10 GB recommended for off-line features and higher performance browsing
XGA (1024 x 768) or higher resolution monitor
Microsoft Mouse or compatible pointing and scrolling device
MicrosoftR DirectXR version 9.0c and .NET Framework 2.0
Required for some features; Internet connection at 56 Kbps or higher through either an Internet service provider (ISP) or a network. Internet access might require a separate fee to an ISP; local or long-distance telephone charges might also apply

とあります。簡単に言うと、

OS:XP SP2以上(Vistaを推奨)
CPU:Intel Core 2 Duo 2GHz以上
メモリ:1GB(2GB以上を推奨)
ビデオメモリ:128MB(256MB以上を推奨)
HDD:10GB以上の空き容量
解像度:XGA以上
その他:DirectX 9.0c以降と.NET Framework 2.0以降が必要、できる限り高速な回線も必須

といったところでしょうか。

でも、とりあえず私のマシン(XP SP3, AMD Athlon(tm) 64 Processor 3500+, 2GBメインメモリ, グラフィックボードは無くてオンボードのみ)でも何とか大丈夫でした。

ものは試しで、まずはダウンロードしてみてはいかがでしょう。
とにかく、「素晴らしい」の一言。

アメリカは企業の社会に対する責任(CSR)に非常に前向きですが、特に教育や地域環境に関する貢献を重要視する傾向にあります。今回のこのソフトのリリースも、教育目的というのが第一義のようです。ほとんどプラネタリウム同様のものがパソコン上で見られ、チュートリアルも豊富に用意されているところを見ると、まさしくその通りだと思います。

「社会のために富を形成すること」「株主に利益をもたらすこと」を「企業の根本的な責任」と考えている中国とは大違い。

さて、単にこのようなソフトを紹介しようとしているのでは実はありません。
シリコンバレーをウォッチするにあたっては、いまだに「The sooner, the better」つまり早ければ早いほど良い。「早起きは三文の徳」というのを再認識したからなのです。

現地でプレスリリースされたばかりのツールなりソフトなりは、いち早くその情報をゲットして、うまく日本向けにローカライズできるのであれば、今でもなおまだ先行者利益を得られると思うのです。

残念ながら今回の情報は旧聞に属しますが、それでもこのツールを使って日本で何ができるか、誰にどのようなメリットがあるか、何かと組み合わせることはできないかと考えれば、まだ捨てたものではないでしょう。

蓼食う虫も好き好き、何が後で宝に化けるかもしれません。

そんな宝が、まだまだシリコンバレーには転がっているし、これからもっと生まれてくる気がしてなりません。「World Wide Telescope」に接して、強く再認識しました。マイクロブログもここから生まれましたしね。

現地のメディアやブログから一次情報を得る努力、馬鹿にしないで続けてみると良いことがあるのではないでしょうか?(もちろん、英語を斜め読みして把握するスキルは必要ですが)

このブログでも、ウォッチング続けますので、乞うご期待。

| マーケティング・アイデア | 21時10分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ファシリテーションフォーラム2008

先週末は、日本ファシリテーション協会主催のファシリテーションフォーラム2008でした。
紹介するのをすっかり忘れていて申し訳なかったのですが、参加された方はいらっしゃいますでしょうか?

2日間で合計16の分科会が実施され、それぞれ活発なディスカッションが行われました。
私は、初日は「ワールドカフェの世界へようこそ」、2日目は「世界のファシリテーションから」に参加。

ワールドカフェ」とは、4,5程度が一つのテーブルを囲んであるテーマについてディスカッション、その後一人を残して他のメンバーが他のテーブルへ「旅立ち」、またそこでディスカッション。そういった「旅」をいくつかこなしたのち、元のテーブルに帰り、旅先でのディスカッション情報、及び元のテーブルでのディスカッション情報を元のメンバーで共有、新しい「知」が創造されるというシステム。

フォーラムで今最もホットな話題となっています。

それもそのはず。極めてシンプルなシステムである一方、得られる「気づき」というのが計り知れないほど「大きい」のです。実施する側の負担も少なく、ファシリテーター初体験に最適!!

実は、この「ワールドカフェ」、フォーラムのオープニングセッションにもアイスブレイク代わりに用いられました。それくらい、シンプルかつ強力なツールなんです。私も3回しか体験していませんが、あっという間にその魅力に引き込まれてしまいました。

この分科会のファシリテーターは、バイブルとなる「ワールドカフェ」を翻訳された香取一昭さん。直々にそのエッセンスを伝授してもらうことができ、感激でした。皆さんも、バイブルを読んで、その奥深さに触れてみませんか?
ワールド・カフェ~カフェ的会話が未来を創る~

さて、2日目の分科会では、オハイオ州で日米異文化セミナーのファシリテーターを務められている、奥村睦世さんが、アメリカでのファシリテーションの実際を紹介されました。

アメリカは、さまざまなバックグラウンドを持つ人たちの集合体であるが故に、ディスカッションしようにも、いわゆる「不文律」「常識」「阿吽の呼吸」が期待できない。だから、逆にシステマチックなディスカッション方法が確立しているとのこと。そのシステムは「Robert's Rules」といい、 アメリカの教育の中に組み込まれ、誰もが基礎的なスキルとして身につけているらしい。だから、自分たちでオーガナイズするコミュニティ、つまり構成メンバーが公平に自治権を有するコミュニティが容易にできるんですね。

2大政党制をとるアメリカで、互いにシャドーキャビネットを構成し、いつでも政権を取れるように準備をしているのも、このような背景があるからなのかと、妙に納得してしまったりしました。

そのRobert's Rulesを理解しオペレートするスキルを身につけた人を「Parliamentarian」といい、その団体として、
American Institute of Parliamentarians
National Association of Parliamentarians
の2つがあります。

これ自体厳格な資格試験があり、登録されて初めて「Parliamentarian」とのこと。
非常に権威があるらしく、議論に行き詰まったら「Parliamentarianに聞け」と言われるくらい、とは奥村さん言。

ちなみに、リーダーズ英和で調べると、

「議院法学者, 議院法規[議会政治]に通じた人, 議会人; [SP-] 【英】 下院議員」

としか記述がありません。しかし、実際には議会に限らず、すべての議論において、共通認識である「Robert's Rules」にのっとり、積極的に関与して議事進行を司るキーマンを指すようです。まさしく「ファシリテーター」ですね。

さて、Robert's Rulesは書籍として発刊されていますが、奥村さん曰く

こんな分厚いバイブルなんて読まなくてもいい。基本を身につけて、使えればOK。逆に微に入り細に入り読み込んで、「それはRobert's Rulesのどこに書いてあるんだ」なんて言われたらたまらない。総スカンを食います

だから、まずはこちらの本でエッセンスに触れると良いのではないでしょうか。訳本はありませんが、幸い概略本が日本でも入手できるようです。私も、早速発注しました。「なか見」でまえがきが読めますが、非常に読みやすいようです。
Robert's" Rules of Order Newly Revised in Brief (Roberts Rules of Order (in Brief))

商品開発では、
「顕在化していないウォンツを集め、商品企画としてまとめ、開発会議に諮る」
「必要な人間を集め、コンセプトを説明し、意思統一を図り、うまく巻き込んでいく」
「ロードマップを作成、共通認識のもとに一致団結して目標達成=発売に向けて邁進する」
といったプロセスをとりますが、どのステップをとっても、この「ワールドカフェ」と「Robert's Rules」が強力なツールとなるのは、疑いようもありません。

新しいものを生み出していく「Entrepreneur」の基本的OSとして、これらのスキルを身につけませんか?

| General | 19時17分 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

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ニッチマーケティングの新たな展開?

MySpaceやFacebookといったSNSは、まったく新しいコミュニケーション手段をインターネットの世界にもたらし、それまでのいわゆるポータルサイトを追いやってしまった感があります....が、両者を足しても
オンラインマーティング調査会社hitwiseのSNSカテゴリーでは半分のシェアしか占めてないそうです。

Scouting Micro Social Networks

そのカテゴリーの他の4,713サイトが、半分を占めているということになります。つまり、すさまじいほどの「ニッチ」の塊がそこにあると見てよいでしょう。蓼食う虫も好き好き...どころではないといったとこでしょうか。

記事では、MySpaceやFacebookが「ブロードキャストネットワーク」なら、その他のニッチサイト、DO-IT-YOURSELFでガラクタを修理する技術サポートに特化した「fixya.com」や、喫煙者対象の出会い系SNS「smokingpassions.com 」は不可解な、門外漢には理解しにくい深夜のケーブルテレビチャンネルのようだと、表現しています。

「誰がそんなサイトに行ってるんだ?」と思いますか?でも、ニッチとうかオタクってそういうものですよね。記者が調べたら、なんと同年代(30後半~40前半)ではMySpaceやFacebookが訪れるサイトのトップに来ていないと驚いています。

分かる気がしますねぇ。もともとSNS自体がニッチだったかもしれませんが、MySpaceまでなればもうメジャーであり大勢な訳で、するとそこには自分の趣味嗜好に合った人間ばかりでなくなってくる訳で、じゃぁとばかり、またぞろ自分と似た人間同士が集まるSNSを作り出す訳で.....。そういった、新たに生まれたニッチなSNSが、つもり積もって、50%のシェアを持つに至っているのでしょう。

日本では、mixiがガリバーですが、同様な構図になりつつある、いやなっていると考えた方が良いでしょう。すると、重箱の隅をつつくような、ニッチもニッチというサイトのアグリゲーションサイトというのが面白いカモ。つまり、一つ一つのSNSがフォーカスするのは究極のニッチテーマ、傍目にはばらばらに発生しているかのように思わせておいて、実は一つのサイトが提供しているのです。

決して、一つのSNSサイトにいろんなテーマの子サイト、子フォーラムがあるように見せない。自分が参加しているSNSは、非常に限られたメンバー、阿吽の呼吸で意思疎通できるようなメンバーのみで構成されていると思わせる。

こうしたサイトに集まる人たちというのは、マーケティングの観点からはのどから手が出るほどの人材でしょう。わくわくするようなビジネスシステムが構築できるようなします。

| マーケティング・アイデア | 21時05分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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マーケティングしながら英会話スキルアップ

英会話のスキルアップに四苦八苦されている方も多いですよね。
私も、もちろんそんな一人。

通貨の世界ではユーロが第二の通貨として存在感を高めていますが、こと言語に関しては、英語の重要性が高まるばかり。英語を母国語としない国でも、英語を共通言語とする会社が増えています。

皆さんは、どのようにして学習されているでしょうか?

でも、語学のためだけの勉強というのは、つまらないし、モチベーション沸かないし、だからなおさら身に付かないですよね。

ということで、このブログのテーマにも合致した教材をご紹介します。
といっても、もう既にご存知で、実践している方もたくさんいらっしゃるかと思いますが、それは、

実践ビジネス英語です

言わずもがな、NHKラジオの英語番組のひとつで、難易度も最高峰!!
ただ、「実践」「ビジネス」と銘打っているだけあって、その内容はピカいちです。

何といっても、内容が実にすばらしく、今現実にアメリカで起こっている、話題に上がっているホットテストなトピックにあふれているのです。それもそのはず、「コーポレートアメリカ」に現在もどっぷりと浸かっている杉田敏(すぎたさとし)さんが講師役を務められているとともに、スクリプトもご自身の経験を基とに作成されているのですから。

この4月からリニューアルされ、登場人物も新しくなりました。
内容も新しいスタートのふさわしいものとなっています。

・新しい職場での適応の仕方
・社内教育制度
・アメリカの会社の典型的なシステム
・新居の探し方
・コミュニティーへの溶け込み方
・英会話スキルの身につけ方
などなど

使われている単語も、ウィットにとんだ、まさに「今」アメリカで一般に使われている旬なものばかり。ちょっと、新しすぎる、というかノンネイティブにはここまでは不要だろうというものも、見受けられますが、新鮮で、妙に納得できたりして、非常に楽しいです。

もちろん、先に述べたように、リアルタイムで起こっていることが話題になっていますので、アメリカのトレンドを理解するのにも役立ちますし、マーケティングにも生かせます。

会話のスピードもナチュラルです。かといって、独特のアクセントがあって、聞き取りにくいということもありません。聞きながら意味をとることができなくても、まずは「リズムを身につける」ことに注力するのがよいかと思います。

英会話スキルが身に付くだけでなく、今のアメリカを体感できる、そんな一つで二度三度おいしい。それがこの、「実践ビジネス英語」です。

なお、Web上で聴くことができますし、テキストも電子ブックで購入できます。

至れり尽くせり、私のお気に入りです。

皆さんもお試しあれ。

| General | 19時15分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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寝ている間に完了するサービスはいかが?

夜に出したら、朝には仕上がってる。
そんな、クリーニングみたいなサービスをしている、自動車修理工場がアトランタにあるようです。

America's Service Station Introduces Overnight Car Service

「車を持ち込むのは、別段問題ではない。問題なのは、いつまでに修理ができて、いつ戻ってくるかだ」と話すのは、このサービスを提供している工場のオーナー。アトランタに10拠点あるようです。

プレスリリースによると、夕方5時までに持ち込めば、翌朝7時には修理が完了しているとのこと。メーカーやモデルは問わない。ほんとかいな。補修部品がないことが多いだろうし、さらにそんなメンテが容易なトラブルばかりではないだろう。

データの提示は無く、満足している一顧客のコメントがあるのみ。「プレスリリース」なのでアドバルーンである可能性は高い。しかし、それでも「まさか本当に次の日までに直してもらえるとは思わなかった」と思わせる程度の割合で、このサービスを提供できているとしたら。そういうサービスを実現できる、補修品入手ルート、優秀な修理工のマネジメント、外注業者のネットワーク、しっかりしたアフターなどのなどを構築しているとしたら。

これ以上の強みはないわけです。ガレージ業として。
ましてや、公共交通機関の発達していない地方都市。
潜在ニーズはいかほどか。

ちなみに、このような「一晩で」完了するサービスの提供は、日本でも見られますよね。

たとえば、ヤマト運輸。
稼働率を落とさないためには、整備点検、特に車検などは一晩で終わらせる必要があり、現実自社トラックに対しては行っていましたが、その体制を強みとして、他の輸送業者のトラックも手掛けるようになりました。(こういったマーケティング自体はよく見られますね。客室乗務員によるマナー教室とか)

他には、記憶があいまいですが、料亭の座敷の畳替えを、営業終了後から翌朝までに完了するといったサービスもあったかと思います。

つまり、「使用していない間に」完了するサービスです。

このようなサービスは、機会損失をなくしてくれるだけでなく、代替品の用意も不要なものとしてくれます。製造業のカンバン方式みたいなものですね。今回の記事は、このアイデア、「一晩で完了する車の修理」が車社会のアメリカにうまくマッチしたということでしょう。(いや、何も日本であっても、どこでもマッチするでしょうが.....)

「日本ならでは」と考えると、何があるでしょうか?(もちろん、そうでなくても良いですが)

羽柴秀吉の「一夜城」だと、建築中の家財の保管場所が不要?

| マーケティング・アイデア | 18時39分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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エスカレーター トーク

「エレベータートーク」ってご存知ですか?

エレベータに乗っている30秒〜1分程度の短い間に言いたいことの要旨を述べ、相手に理解してもらうことと言われています。アメリカのシリコンバレーで、起業家がベンチャーキャピタルや投資家の勤務するオフィスのエレベーターの前で待ち伏せをして、偶然エレベーターに乗り合わせたふりを装い、短時間に自らの事業内容の魅力を伝えることに成功し資金調達にこぎつけた、というサクセスストーリーからきているようです。

それが、今では「エスカレーター」になっているという話題。

The Escalator Pitch

これは大変ですわ。30秒どころじゃすみません。エスカレーターに並んで乗っている訳ではないのですから。
そう、上りと下りのエスカレーターに互いが乗っていて、すれ違う「瞬間」に説明を完結させないといけないのです。

最近Twitter社が手がけるマイクロブログが話題になっていて、そのブログに投稿できる最大の文章の長さ「140文字、約 20語」に由来する概念のようです。

もう、長々とパワポで説明したり、エレベーターで悠長にセールスピッチを投げたりしている時代じゃないんだよと。マイクロブログ程度の簡潔さで、まさにエスカレーター上で説得できなきゃということらしい。そう、10秒程度がせいぜい。

あのGoogleの創業者、セルゲイ・ブリンとラリー・ペイジは、ものの見事にそれをやってのけた、たった8語で、自分たちのビジネスのビジョンとそれに対するパッションを表現したという。

"access to the world's information in one click"

さすがとしか、言いようがない.....

Yahoo!に対するMicrosoftの買収提案や、YahooとGoogleの技術提携のトライアル、Facebookの日本上陸といった動きを目の当たりにすると、確かに「エスカレーター トーク」も絵空事ではないようですね。ドッグイヤーも今は昔でしょうか。

このわずかな10秒程度に自分のアイデアを濃縮するスキルが求められるのが、シリコンバレーなのですね。

腐ってもシリコンバレー

まだまだ、日本のIT産業のタイムマシンとしての地位は「微動だにせず」ですね。
皆さんは、ご自身のビジネス、エスカレータピッチで表現できますか?

| ビジネス・ウィーク | 21時14分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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自社製品のコラボ?

白物家電が息を吹き返して久しいこの頃。

全自動洗濯乾燥機やスチームオーブンレンジ、サイクロン式掃除機、マッサージチェア、多機能エアコンに多機能冷蔵庫、はたまたDLCコーティングの炊飯器。

プレミアム志向も、これでもかという感じですよね。

でも、このところの消費者物価指数の上昇を見ても、景気停滞の中のプッシュインフレが現実のものとなってきているのも事実。踊らされることなく、確かなものを賢く選択していきたいという消費者が増えつつあるようです。

そのような「賢い」お客様に自社製品を選んで頂くには、他社品との違い、優位性をどれだけわかりやすくアピールし、結果として共感してもらい、そして納得づくめで買ってもらうかが、「キモ」となります。

でも、人材市場は非常にタイト。メーカーからのヘルパーも以前のように積極的に店側から要求することはできない。店長も「管理者じゃない」と残業手当も要求されかねないご時世。

従来型の、「マンパワー」に頼った施策では八方塞がり。

このような背景から、導入が進んでいるのが、売り場に設置した液晶テレビ等にメーカー作成した販促用映像を流す手法。以前からもありましたが、その位置づけが、販売員が説明時に利用する補助的な扱いから、人がいなくても客を引き付けて、説明までしてしまう、まさしく人の代替となる利用方法に変わってきています。販売店が自前で作成するようにもなっているとか。専属のカメラマンで、いかに「顧客をひきつけ、売り上げに結びつくような写真を用意するか」に腐心する通販サイトに通づるものがありますね。メーカー同士の差別化でではなく、販売店同士の差別化といったところでしょう。

そんな中、5/16付の日経MJに面白いシャープの取り組みが紹介されてました。

その名も、「大道芸プロモーション

自前の大型液晶パネルの画面から女性タレントが話しかけてくるそうです。画面に映るタレントはほぼ等身大。まさしく、「販売員の代替」液晶は自社の業務用製品である縦長の37〜45型の「インフォメーションディスプレー」これまでに全国約400店舗で系800台余りを導入したとか。販売店の受けもよく、静かな白物家電の売り場がにぎやかになる効果も。

シャープはエアコンや冷蔵庫など6品目の売り場で実施予定とのこと。効果の測定は難しいものの、07年度下期の前年比伸び率は2倍程度と推定。売り上げへの貢献は間違いないらしいです。

でも、液晶ディスプレーは業務用でなく、民生用のアクオスを使っても良いのではと思ってしまいます。冷蔵庫の商品説明の映像でみずみずしい野菜や果物を用いたり、エアコンの商品説明では高級住宅の居間を使用したり、はたまた洗濯乾燥機では水流の美しい映像を流したりすれば、自社の液晶の優位性も同時にアピールできたりするのではないでしょうか?

「これって、買えるの?」「こちらで扱ってるの?」な〜んて会話が飛び出したら、めっけもん?

その逆に、液晶テレビコーナーでそのクオリティーをアピールする映像の中に自社の白物家電をそっと忍びこませるというのもありかも。ドライビング風景などを流すのであれば、その地域のPRも買って出たり、使用する車もカーメーカとコラボしたり....

考えれば考えるほど、面白くなっていきそうです。あなたは何か「ピン」ときませんか?

| IT・ネット・携帯・家電 | 21時31分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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Web2.0に3Dの波

モデリングソフトメーカーのDassault Systemesが、その顧客層の裾野を広げるために、SNSを利用した意欲的な、革新的な取り組みを行っており、TIMEの記事になっています。

3D Comes to Web 2.0

つまり、「3Dモデル版YouTube
サイトはこちら→3dvia.com

うだうだ説明するのはあまりに無駄、まずはサイトをのぞいてみてください。

まだベータ版ということですが、ユーザー(Dassaultがサイトで提供しているソフトを利用して作成したモデルをアップソードしているクリエーター)は15,000人を超え、その中には今をときめく建築家も含まれているとか。さらにその作品も日用品から車、飛行機、家具、ビル、植物、はたまたアニメのキャラクターまで、およそ現在のDassault社のカスタマーからは想像できないもののオンパレード。

ボーイングやフェラーリ、ダイムラーなどといった、ほぼ固定化されて変動のない顧客以外にアプローチしていきたいという狙いに沿った展開となっているようです。

このサイトでは、そのモデルを回転させたり、パンさせたり、ズームインさせたり、ワイヤーフレームにしたりと、舐めまわすことができます。最近、自動車メーカーがWeb上で車をいろんな角度から見せるようにしている例がありますが、あんな感じ。それの、集大成ですね。

Dassault社は、このように「舐めまわす」ことができる点をマーケティングに利用する、「3DSwym」というサイトを立ち上げる予定とか。つまり、フィールドテストをここでやっちゃうってこと。さらに、それにふさわしいユーザーを集めるサービスも考えているとか。特に最先端の商品や、ゲームのキャラクターなどは、「アーリーアダプター」にどれだけ受け入れられるかがキーでしょうから、そういった点で、効率的なマーケティングが可能になりそうです。

もちろん、こういったアイデアは以前からあり、セカンドライフで試行されていますよね。でも、いかんせん要求するPCのスペックが高い一方、構築できるモデルは貧弱、登録ユーザーは多いものの、現実には閑古鳥が鳴いているという状態では....

また、作成したモデルをFacebookといった他のSNSに利用することもできるとか。どんなことができるか、想像しただけでわくわくしてきませんか?

懐疑的な見解を示すアナリストもいるようですが、「容易に受け入れられるアイデアはアイデアじゃない」ことが多々ありますので、ここはちょっと注目しておいても損はないのではないでしょうか?

小さく始めて大きく育てるには、まずはこのように「ニッチ」であることがメリットにもなるでしょう。

| マーケティング・アイデア | 20時39分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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不景気になると.....

アイスクリーム好きですか?私は大好きです。ちなみに少食なので、昼食代わりに食べるのが多いです(って思いっきり蛇足です)。特に、アイスクリームコーンではなくて、分厚いワッフルコーンが。(コーンについては超メジャーな日世さんのWebsiteが詳しいです→コーンの種類)

アメリカだと、食べる前にいくらでも試食させてくれるので、臆することなく頼みましょう。
一言、「Can I taste it?」or「Can I sample it?」 でOK

私のお気に入りは、Cold Stone Creamry
冷やしたストーンテーブルの上で指定した2種類以上のアイスクリームとトッピングを混ぜ合わせ、ワッフルコーンのカップにサーブしてくれます。見ていても楽しいし、トッピングも豊富で選ぶ楽しみも一杯。ただ、カロリーがそれなりにあるので、食事代わりがベターかと。

日本にも進出してますので、ご存知の方もいらっしゃるでしょうね。
コールドストーンクリマリージャパン

と、前置きはこれくらいにして、なぜ不景気とアイスクリームか?

ビジネスウィークに、こんな面白い記事が出てたんですねぇ。
Batter’s Up

つまり、不景気になると、人々は慰めをほしがり、ボールに入ったケーキ用のパン生地を舐めるのに勝る慰みはないらしい。

本当?と思ってしまうのですが、実際に冒頭で紹介した「Cold Stone Creamery」を始め「Ben & Jerry's」や、ボディービルダー用のプロテインパウダーもそうしたフレーバーを品ぞろえしたようです。Muscle Milk

発端は、Ben & Jerry'sの Chocolate Chip Cookie Doughだとか。
引き続き、Cake Batterも発売してます。

Cold Stone Creameryも負けじと、Blueberry Muffin Batter, Cinnamon Bun Batterと立て続けにリリース。これも、非常に強い需要を受けてのことらしい。

同時期にこれだけリリースされ、かつ好評を博しているとなれば、案外馬鹿に出来ないジンクス?かも。

日本でも、「不景気には○○が流行る」類のものは多々ありますが、「アメリカではこれが流行るんですよ」とアナウンスしてみたら、「嘘から出たまこと」になったりして。ガリガリ君の赤城乳業さんあたり、いかがでしょう?

| ビジネス・ウィーク | 20時52分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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一人逆行戦略?

Carl's Jr.やHardee'sを傘下に持つする

CKE Restaurants

が、旧来の食生活に郷愁を覚える国民向けの戦略を展開しています。

Fat Profits

つまり、マックのメガマックを超える、超超高カロリー、高脂肪なメニューを全面に打ち出しているのです。それも半端じゃない。

他社との比較は、こちらでチェック。

Go for Bloat

日本では最近になって、ハンバーガーだけでなく牛丼やらカップラーメンやら、デザートやらで、「非常識」にフォーカスした商品が上市され好評を博していますが、アメリカではやはり「go healthy」が主流。(いや、日本でもそうでしょうが)FDAが率先してカロリー表示、さらにはトランスファット表示の義務化等、肥満対策に余念が無いです。

ですが、時代の要請を逆行するCKEはまさしく「Fat Profits
2000年と比較して1店舗当たりの売り上げは他社を圧倒する31%増、株価も2001年の$2から2007年6月には$22と10倍以上(現在は市場の冷え込みもあって$11と落ち込んではいますが)

この戦略、先に述べた日本の「非常識の法則」(村山涼一著:売れる21の法則より)とは意味合いが異なりますね。「非常識の法則」は「そこまでやるか」「そんなことができるのか」という予想を超えたところで消費者にインパクトを与え、興味を持たせる(Attention)のがポイントですが、CKEの場合は、もともとそのような消費スタイルがあって廃れたものをリバイバルさせて共感を呼び起こす、言うなれば「ノスタルジックの法則」(管理人勝手に呼称)がベース。

さらに、そこにコンペティターがいなかったことから、ニッチあるいは残存者利益も併せて享受しているように思います。

もっと抽象的に考えると、結局は

抑圧の中に潜んでいるウォンツを見つけ、ブルーオーシャン戦略を展開する

ということなんでしょうね。

日本の場合だとあまりに露骨な、例えばめちゃくちゃタールやニコチンが多いタバコとかはNGでしょうけど、うまく利用できる商品・サービス分野って無いものでしょうか?

| マーケティング・アイデア | 08時39分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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日本の統計2008

総務省統計局が公表している統計データ、非常に多いですよね。

人口動態から、世帯の家計収支・貯蓄・負債高、財政歳入・歳出、地方財政、などなど。
そもそも、どんなデータがあるのかも知らなかったり、知っていてもどこにあるのかを知らなかったり。
最近はようやく、政府のWebsiteも少しは検索しやすくはなりましたが、探し求めて放浪することも多いのではないでしょうか?

そこで、ぜひともお勧めしたいのが

総務省統計局 「日本の統計2008」

各種「日本の統計」データが事細かに掲載されています。
毎月、四半期毎にアップデートされる最新のデータが必要な向きもあるでしょうが、これだけ網羅されていると、大よその用途には必要十分なのではないでしょうか?

世界のデータが必要な向きには、こちらをどうぞ。(ただではないですが)
各章毎にアブストがありますので、データ集としてだけではなく、概略をサクッと把握するのにも役立ちます。

世界国勢図会 2007/08年版―世界がわかるデータブック (2007)

ご参考まで。

| General | 19時32分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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頭の整理に最適

私もご多分にもれず、ビジネス書ホッパーですが、先日あっという間に読了したこの本は、レジュメとしては抜群の使いやすさだと思います。

売れる21の法則
21のカテゴリーに分けて、各法則例をあげながら紹介されているのですが、最初の方の、

・模倣の法則
・未完成の法則
・物語の法則
・新カテゴリーの法則
・置換の法則
…といったあたりでは、耳タコだったので瞬間的に読み飛ばしてましたが、後の方の

・地域の法則
・意味づけの法則
・可視化の法則
・非常識の法則
のあたりでは、何となく…のものがうまく整理されていたおかげで、くっきり…になりました。

特に目新しいことが書かれているわけではありませんが、フレームワークとして用いるには、とても使い勝手がいいように感じました。

| マーケティング・アイデア | 19時05分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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Deal or no deal?

ビッグスリー(?)の中でも一番のルーザーである(と個人的に思っている)クライスラーが、なりふり構わない(としか私には思えない)キャンペーンを展開中です。

$2.99 gas from Chrysler--Deal or no deal?

一言で言うと、「1ガロン$2.99で購入できるチケットをお渡しします」というもの。
現在の全米平均が$3.61らしいので、一見魅力的には見えます。

でも、これってまったくの対症療法なんですねぇ。

実は、クライスラーの車は概して燃費はよろしくなく、他社に品ぞろえがある燃費の優れたコンパクトカーやハイブリッド車も有していません。

アメリカの新車販売台数は今年に入って前年比-11.2%、この4月は前月比-4.3%で1,500万台(年率換算)を切ってきており厳しい状況にありますが、この中にあってクライスラーは他社より不振を極めています。

それだけが原因ではないにしろ、一大要因であることには疑いの余地はないでしょう。

というので、「燃費が悪い分は面倒みますんで、どうぞ買ってください」キャンペーンに打って出たとしか思えないんですねぇ。

いや、他意があってのこととは思う、思いたいのですが、もしかして本当に付け焼刃なのかも。そうだとしたら、「Do the math.」ができない、うまく乗ってくれる人がアメリカには相当数いると計算しているのでしょう。

このキャンペーンでは、年間12,000マイルまでしか面倒みてくれません。それも、12,000マイル相当のガソリン量まで。たとえば、燃費が10マイル/ガロンだったら、

12,000/10=1,200ガロン

まで$2.99ドルで購入できるのです。

キーとなる燃費はクライスラーのデータを使うとのことで、ConsumersReportが実車で評価したデータと比較すると概して良いようです。すると、実際12,000走った分をカバーしてもらえないことになります。

さらに、長く乗れば乗るほど、燃費の良い他車に乗る場合と比較しての優位性が薄れていきますし、単価が下がりでもしたら、それこそ「逆ザヤ?」になることだってある訳です。

記事では、3年乗るんだったらクライスラーより21%燃費の良い車に乗ると支払うガソリン代の総計がイコールになると試算。5年だったら9.5%、10年だったら5.5%というように、差が縮まっていくようです。(ガソリン価格は変わらないとして)

これってどうなんでしょうね。曲がりなりにも、ビッグスリーとして北米を主戦場に闘ってきたメーカーが、このような消費者の消費マインドが冷え込んできている状況下、打ち出してきた戦略。アメリカ国民に響くものがあるんでしょうか?もしかしたらそうなのかも。実は、「ありえない」「あまりに露骨」「あまりに見え透いている」みたいなものでも、「馬鹿に出来ない」マーケティング手法があるのかも。

日本人にも、思わず「つられて」「騙されたと思って」・・・・・買っちゃった.....ってことが無きにしもあらずですし。
色眼鏡を脇に置いて時には考えてみるのも必要なのかもしれません。
一読して、実に「これはないだろう」と思ったので、逆にちょっと考えてしまいました。

ちなみに、スズキも、金利0%に加えて、夏季限定でガス代無料キャンペーンをやるようです。いやはや、今まで1ガロン1ドル台でしたから、アメリカ人も血まなこになる訳ですわ。

| コンシューマー・レポート | 20時31分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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時代を超えて続くブランドとは?

ビックブランドを有する強みというのは、計り知れないですよね。
特に企業の不正、偽装、はたまた商品自体の安全性に対する不信感が高まり、明確な判断材料が入手できない、昨今の状況にあっては。

最近は鳴りを潜めた、採用に当たっての大学のブランド志向も、言うなれば、履歴書やインタビュー等を通じて志願者の人となりを的確に判断するスキルを有しない採用担当者が、「はずれ」を引きたくないが故だったのではないでしょうか?つまり、「判断材料」がなかったと。

しかし、選考していく過程で、会社にとってどのような貢献ができるか、戦力となれるか、うまくなじめるかが判断できる採用者であれば、出身大学に惑わされうことなく、自分の判断で自信を持って可否判断できると思うのです。

ちなみに私は人事の経験はありませんが、業務委託するために人材会社から数人候補者を推薦してもらい面接をしたことがありますが、まずは出身大学でフィルタリングせざるをえませんでした。スキルを有しない自分としては、やはり「はずれ」を引くわけにはいかなったので。

閑話休題
実はまさしく brandchannel.comという、ブランドとブランディングに特化したサイトがあるのですが、そのサイトに、古くて新しいブランドについてのコラムが掲載されていました。

Older and Wiser: How Brands Stand the Test of Time
Coca-Cola、GEそしてIBMについて、時代を超えて常にトップブランドであり続けている要因を考察したものです。まぁ、この類の分析は数限りなくなされているので耳にタコかと思いますが、「さらっ」と、それでいながら「ズバッ」と解説されているので、気分転換にどうぞ。

・Innovation
・Diversity
・Leadership
・Resiliency
を有しているが故に、

Despite massive shifts in consumer preferences, changing business environments, and the evolution of marketing from print to electronic and interactive means, these three brands have not only survived for a century, they remain at the top of their global game.

と述べています。

| マーケティング・アイデア | 20時13分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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どうして日本でできないの?

ポートランドのビジネス紙、PORTLAND BUSINESS JOURNALの、

PGE receives OK for smart meters

という記事を読んで、思わず、「何で日本でできないのだろう」と思ってしまった。私が知らないだけなのか。すでに実施されている?技術的にできない?規制がある?誰も思いついてない?(いや、それはないでしょう)

どういう内容かというと、ポーランドのユーティリティーコミッションから、”スマートメーター”という電力積算計の使用が認められたというもの。

この”スマートメーター”、ほんとにスマートなようで、

・引っ越し時、遠隔操作で通電・停電が可能
・災害の際、迅速で精確な給電停止・復電が可能
・ワイヤレスで使用電力量データが入手ため、検針員がわざわざ目視確認して読み取っていた従来と比較して、大幅な労務費の削減が可能

とまぁ、いいことずくめと言って良いでしょう。

申請していたのは、Portland General Electric Co.という電力会社で、Websiteを見る限りかなりの部分をオンラインでできるようにしています。電力量のチェックから電力料金、支払い、引越しの手続きに至るまで現状可能ですから、使う側からみるとすべてオンラインでOK、電話連絡も不要のようです。

今回の許可により、会社側も一番人手がかかっていた部分を削除することができるわけで、本当の意味での「オンライン化」が達成できるのでしょう。

自分にとって都合のいいことばかりをアナウンスする訳にはいきませんので、

・検針員の移動にかかわるエネルギーが削減できるため州の政策に合致する
・114台もの車の使用がなくなるため、年間8万ガロンのガソリンの節約が可能
・併せて140万ポンドのCO2排出量の削減も達成できる
・将来における負荷調整に寄与し、新規発電所需要を低減する効果が望める
・お客様は、インターネットを通じて毎日の使用量の確認も可能

と、そのメリットを大々的にPRしています。

プロジェクト費用は1億3000万ドル程度を見込んでおり、年間を通して効果が寄与する2011年時点で1800万ドルの費用削減効果があるとのこと。ただ、初年度となる今年6月以降、需要家はプロジェクト費用として1%弱の値上げを強いられる模様。ただ、将来の費用削減のための投資であり、「燃料高騰の折...」というやつではないから、受け入れるのもやぶさかではないでしょう。

というのが、記事の内容なのですが、だからこそ冒頭のクエスチョンが頭をよぎったわけです。

改めて、まずは地元の九州電力のWebsiteを見てみましたが、できることと言えば、引越しの連絡くらいなんですねぇ。使用電力量及び電気料金は検針票を参照、支払は予め銀行引き落とし、あるいはカード支払の手続きを書面によって行っておくか、毎回請求書をもって支払いに銀行、郵便局、コンビニへ。(コンビニ支払、カード支払ができるようになって、喜んでいた時期もありましたっけ)

電気に限らず、ガス、上下水道、さらには税金等々、いずれもいつまでたっても、「go offline」と感じているのは私だけではないと思うのですが。

今や日本は高速ネット環境が低価格で提供されている稀有な国となっているにもかかわらず、旧態依然の仕組みがかように残っているのは、不思議でなりません。アメリカは確かにいたるところでWi-Fiが提供されており、スタバでは誰もかれもノートを持ち込んで利用しているのも事実ですが、他方個人の住宅では、常時接続の定額高速ネットどころか、まだまだダイアルアップ接続も幅を利かしているというのも現実。

それでいて、Webを利用するサービスは圧倒的にアメリカが先行しているのは、本当にちぐはぐだと思います。何につけても感じるのが、どこまでも日本という国は「Sea change」を拒むお国柄なんでしょうね。電子政府も、従前のやり方をそのまま持ってきただけでは、機能するはずもない。(この点、韓国は素晴らしい:あくまでも私見)

最良のものを迅速に、時には青天の霹靂がごとく導入するのは、途上国の真骨頂。アメリカの事例を研究し、日本の技術でブラッシュアップしたサービスをそのような国で提供していくビジネスを模索するのも良いかもしれませんね。

| 海外情報 | 20時27分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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恐るべし、ようこそNewYorkキャンペーン

New YorkがSaatchi & Saatchi advertising agencyをアドバイザリに、"I LOVE NY" brand campaign を展開し、年間の観光客数を、'06年の1億5千5百万人から'20年には2億人に増やし、直接の経済効果も'06年の47億ドルから60億ドルへの増収を目指すという。観光産業は74万人の雇用を創出しており、国内の消費が落ち込む中、他力本願を加速するといったところだろうか。
Governor Paterson Announces Makeover and Statewide Push for Iconic 'I Love NY' Campaign

ただ、この大幅リニューアルキャンペーン。気合が入ってます。

雑誌、新聞、ビルボード、口コミ、ネット広告、ゲリラマーケティングといった複数レイヤーで展開するとともに、コラボレーションを図るといった「王道」に加えて、JetBlue、Virgin Atlantic、Travelocity、Orbitz等とブランドパートナーシップを結ぶというもの。例に挙がっているのは、いずれも「勝ち組」と目されているブランドですよね。もちろん、Websiteやパンフレットのリニューアルや、従来の型にとらわれない斬新なgateway guideもリリースするとか。

対象は、ニューヨーク市だけでなくニューヨーク州まで含めるというから、大掛かりではあります。

その中でも最大の売りは、ロゴのリニューアル。ぶどうや蝶をあしらい、州のワイナリーや自然を想起させる狙い。今でも、世界で一番偉大な都市を表すブランドと広く認識されているものを、さらにブラッシュアップ。イベント等とのタイアップも積極的に行っていくようです。

ここまで徹底的に、あのNew Yorkが観光客招致キャンペーンに着手するのです。

日本も「Yokoso!JAPAN」と題して小泉首相のころより着手し始めましたが、実際はどうでしょう?
危機感を持って、スピード重視で戦略を策定して実施し、目に見える効果を挙げ始めているでしょうか?

New York州だけで2億人を目指すとしているところ、日本全体で'10年に1,000万人というのはチャレンジングと言えるだろうか?

そもそも、観光資源は日本全国に散在しており、政府が中央からというのはナンセンス。極論すると道州制の話になってしまって恐縮ですが、黒子に徹してほしいですね。益は後からついてきますから。地方が動きやすい枠組みを率先してつくり、逆に各地域が「やばい、もっとスピーディーにやらねば」と危機感を覚えさるくらいでもいいでしょう。

「責任は俺が取るから、自由にやってみろ」といえるリーダーになってほしいものです。

それにしても、New Yorkがこれほどやる気とは、御見それしました。

| 生活・金融・教育・娯楽 | 19時11分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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SNS系のadvertising

こういう記事を目にするたびに、やはりアメリカは消費者の消費マインドに火をつけることに関して余念が無いのだと実感します。だからこそ、広告技術が日進月歩で進んでいくんでしょうね。

Attention-Deficit Advertising

従来の広告には見向きもしなくなった消費者の注意をなんとしても引きたいがために、広告主はどんどん露出を高めていったのが最近の動向でした。タクシー・バス・電車の中や外、フィットネスクラブに、病院・駅の待合室、バス停、トイレ、ビルの壁面全体、それこそありとあらゆる所に。

皮肉なことに、露出が増えすぎてしまったが故に、逆に感覚が麻痺してしまい、見えているのに見ていない、メッセージがまったく伝わらないというジレンマに陥ったというのもうなづけます。

CMもティーボのように、HDDに保存して視聴するスタイルが定着したこともあり、ことごとくスキップされているのも皆さんご承知のところ。時間シフト及び場所のシフトがこの数年で定着しましたからね。

じゃぁということで、CMと番組のコラボにより、シームレスに両者をつなげて「気がついたらCMを見ていた」状態にさせたり、従来よりも本編内で使用されるスポンサー商品を増やしたり、といった手法も浸透していきましたっけ。サッカー中継中、ソフト的に場内の広告をタイムリーに切り替えるという、目からウロコの技術もありましたが、この記事もその延長線上にあります。

シカゴの携帯広告会社のVibes Mediaが始めたというサービス。NBAのファイナル開催中に行われたアウトドアコンサートにおいて、そのステージの上や脇にディスプレイを設け、そこにチームを応援するメッセージや友達に呼びかけをしているメッセージ、誕生日のプレゼントをせがむメッセージなどなどケータイから送られたメッセージが映し出されるんですが、そのメッセージの上には、ひときわ目立つ、「AT&T」や「Coca-Cola」といった広告主のロゴが.....送った本人は、いつ自分のメッセージが流れるか固唾を呑んで見守るので、それまではディスプレーに釘付け。メッセージ自体も、盛り上がっているNBAファイナル期間中ですから、およそそれぞれのファンの応援合戦になろうというもの。お互いに同じチームを応援するファン同士のコミュニケーションにもなりますわ。

さらに、地元の溜まり場にあるテレビにもこういったメッセージを送るサービスをしているとのこと。こちらも、酒をちびちびすすりながら、今か今かと自分のメッセージを待ちわびるんでしょうねぇ。そのメッセージも、「後ろを見てごらん、すぐそばにいるから」な〜んて恋人同士のメッセージもあるとか無いとか...それまでは、「Bud Light」とか「Heineken」とかいった広告を見続ける羽目になるんでしょう。

いずれにせよ、知らないうちにではなく意識して見てもらう仕掛け、それもあるシチュエーションに特化し、共感を得るような場を提供しながらのadvertising。いやみも無くて、面白いですし興味深いです。

これなんかは、場所を移すだけで日本でもそのままいけそうですね。NBAが大相撲になるくらい?

| マーケティング・アイデア | 21時52分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ある意味、分かり切っていることだけど

NPDっていう商品の開発動向や消費者の購入行動調査を主に手がけるリサーチ会社が、笑える調査結果を、さも真面目に公表してました。

AMERICANS KIDDING THEMSELVES WHEN IT COMES TO NEW YEARS RESOLUTIONS AND DIETING

一言で言うと、「ことダイエットについて、正月にいくら固い決意をしたところで、結局失敗するのが関の山」、言動一致せずということです。

調査では、20ポンド(約9kg)痩せたいと思ってる人は63%で、これは90年の52%から大幅アップ。ベビーブーマーはその傾向がとりわけ高く、彼らの68%はそれ以上痩せたがっているらしい。

だがしかし、10年前よりダイエットするどころか、体重は増加していることが調査で判明。10年前と比較して、摂取カロリーを気にかける割合も、栄養バランスを考慮したメニューを考える時間も減っているとのことだから、当然?

カロリーや脂肪分、糖分の含有量を考慮するよりも、自分を楽しませること、つまり、見た目がよく、香りが良く、そして美味しいことが重要と考えるパーセンテージは71%、10年前の53%と比較するまでもない。

ということで、タイトルの「KIDDING THEMSELVES」なんですねぇ。

でも、こういう調査結果がプレスリリースで大々的に発表されるのも、やっぱりアメリカーナ。失礼ですが、笑ってしまいました。

だからこそ、各食品メーカー血眼になって「ダイエット○○」を開発し、各ファーストフードチェーンは、「ヘルシー○○」を競って提供するんでしょうね。でも、それで安心しきって、「量を食べてしまう」「ソース、ドレッシングをかけすぎてしまう」ので、努力が水泡と化しているのも現実。これもまた、アメリカチック。

このような例を持ち出すまでもなく、ダイエットに関しては参考にできる点というのはほとんど無いというのが私見ですが、市場環境に及ぼすリスクを予測する上では、多分にあると思います。糖分の種類やトランスファットなど、必ずしもそれだけが悪者でないかもしれないが、その可能性があれば即座に規制の網がかかり、プライムタイムでのコマーシャル禁止や、学校の自動販売機の撤去勧告も容赦が無い。最近では、すべからくトランスファット量等の表示が義務づけられましたね(と記憶してますが...違ってましたっけ?)

ダイエットと言えば、アメリカの医療制度は非常に貧弱で、雇用主の負担がかなり大きいことから、社内のカフェテリアで提供する食事等の抜本的見直しが各社でなされてます。ビジネスウィークにも、タイムリーにそんな記事が載っていました。

Hide the Doritos! Here Comes HR「人事が来るぞ、ドリトスを隠せ」

Googleの「microkitchen」の例が紹介されていて、面白いです。いわゆる「ミニバー」ですが、まさしくミニ・セブンイレブンとのことで、スイートが満載。従業員は食べ放題だから、入社して15ポンドみんな太ることから、「Google 15」と呼ばれてるそう。ある社員は、「2年以内にGoogle 梗塞ルーム(心筋梗塞、脳梗塞の人が収容される部屋)がオープンするだろう」ってコメントしてます。

かくも、国や会社上層部がやろうとしていることと、国民、社員の実際の行動とが正反対なんですね。こんなまとまりのない、傍目には滑稽とも思えますが、「日本だったら」って考えてみるのも一興ではないでしょうか?

| 医療・健康・コスメ | 21時22分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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Hummer HX


この車、何か分かりますか?
そうです、Hummerなんですねぇ。

といっても、まだプロトタイプ。登場は2010頃の予定。
さて、現行モデルと比べて何が違うでしょう?

ヒント:時代の流れですねぇ

そう、とっても環境に優しくなったんです。

これまで、H1,H2,H3とモデルチェンジをしていますが、そのH3と比較して、全長が45cm短く、燃費は半分になる予定らしいです。さらに、搭載されるV6 3.6Lエンジンはエタノール仕様だとか。いやぁ、変わるもんです。

詳細はこちら
こんな紹介ページもあります。For close lookupですね。

さて、このHummer、まさしく「アメリカン」という鳴り物入りで登場し、人気を博しました。何と言っても、その大きさ、アメリカにおいて「エクストラ・ラージ・SUV」と呼ばれたのですから。「ミニバン」が日本ではやったときに「何でこれが"ミニバン"なんだ?」「"レギュラーバン"はどれだけでかいんだ?」と思った人も多いかと思いますが、そのかの地で"エクストラ・ラージ"。日本で見かけたとき、まぁこれでもアメリカだったらフツーの大きさになるのかと思ったものですが、やっぱりデカかったんですね。

でも、寄る年波には勝てず...ではありませんが、寄る地球環境保護には勝てず、H1,H2,H3とモデルチェンジするに従って、小さく、エコフレンドリーになっていきました。それに比例して、奥様方も買い求めるようになったようです。

ただ、GMにはどうしても外せないコンセプトがあった。「HummerはHummer」ということです。
アメリカンビックのアイコンとしてのHummerは何としても維持したい。

そこで、水面から顔を出したアリゲーターを正面から見たようなフロントフェース、ゴツゴツとした外装パネル、ばかでかい35インチタイヤに、これ見よがしのヘビーデューティーショックアブソーバーなどなど、往年のHummerを彷彿とさせるような涙ぐましい努力をしています。

そのおかげで、パッと見でもすぐに「Hummer」と分かります。(Hummerを知らない方にはムリですが)

ここまでやるか...というGMの姿勢に脱帽です。それでなくても、販売台数でトヨタに抜かれ、今期も最終赤字から脱却できず、他方同じ状況下にあるフォードは若干なりとも回復しつつあり、プレッシャーは相当と思われるところ、このような、一般には真っ先に整理の対象となるような車種に注力する。

ダイエットはしたいけど、ハンバーガーは食べたいし、コーラも飲みたい。だから、味を極力落とさずに、それらのローカロリーバージョンを社運をかけて開発する....といったところと似たようなもんですね。

こういうアメリカ企業の気概を目の当たりにするにつれ、やはり底力は侮れないぞとつくづく感じます。
日本も、こんな企業が出てきて欲しい....と思ってたら、出てきましたね。

国に頼らずにリニアを通すと宣言したJR東海。ワクワクしますよね。夢を与えて欲しいです。
他方、国に頼りっきりの三菱重のMJR。こっちも期待してます。私もパイロット見習いですから。

これに続く企業はどこになるのでしょうか?ジャパニーズドリームがんばれ!!

| General | 21時25分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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アメリカで人気のSUBARU FORESTER

初めてアメリカに行ったときに思ったことは多々ありますが、まずは肥満の人の多さ。そのオーバーウェイトの程度も目を疑うほど。まぁ、ビックマックセットのシェークがバケツみたいだったのを目の当たりにして、納得したものです。

その次は、日本車の多さ。でも、車種、メーカー構成が日本と違っていて興味深かった。トヨタが多いのはおいといて、スバル、三菱、マツダも元気なんですね。かの地では、車名でなく社名で呼びますから、「I drive SUBARU」「I like MAZDA」って感じ。そんな中にあって、個人的に目についたのが、Foresterの頑張り様。確かに、当時はまだガソリンの値段が1ガロン$2以下でしたから、ピックアップトラックやSUVが大人気ではありましたが、一際異彩を放っていました。Foresterオーナーの私としては、「スバルいいよね」「スバルフォレスターは俺も好きだ」と言われるとちょっと鼻が高かったです。冗談抜きで、人気でした。(少なくとも1ヶ月ホームステーしていたときに知り合った20~30代の友人の間では)

そして、昨年フルモデルチェンジを行ったニューモデルも、べた褒めされてます。
Redesigned crossover vehicle is bigger and better

「前のモデルは、リアシートが狭かったのが唯一の欠点」というのも褒め言葉ではありますが、今回は「bigger and better」だと。(biggerはけなしてるんじゃないですよ)ガソリン価格高騰の昨今にあって、「22mpg」はgood、ターボモデルは残念ながらハイオクでちょっと評者の顔を曇らせちゃってますが、トータルでは褒めまくりのコメント。メーカーからの献金無しで辛口の評価をするConsumerReportsで行ですから、おおよそアメリカでは人気が高いのでしょうね。

こういった車に限らず、「えっ、何で?」という商品・サービスが好評を博していることが往々にしてありますよね。もちろん、アメリカだからこそってものがほとんどでしょうが、その売れている商品の本質を見抜いて、売れるシステムとして抽出できないでしょうか?

関与している人は誰で、それぞれどんなメリットがあるのか。売れている、人気があるのだから、関係のあるプレーヤーはすべからくメリットを実感しているはずです。お客であれば、払った金額以上のメリット、お店であれば喜んでもらいながら想定以上の売上.....。サードパーティーは?

環境が追いついていないだけなら待ち伏せしてもいいし、商品がマッチしないのであれば、仕組み、システムだけ拝借すればよいでしょう。ヒトが問題であっても、諦めるのは早いかも。そんなコミュニティーは二本にありませんか?

30分で着かなきゃ「タダ」

のドミノピザのような美味しいネタが潜んでいるかも知れません。

| マーケティング・アイデア | 18時29分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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裏リターンポリシーは広告宣伝費?

Targetっていう、ディスカウントストアご存知ですか?アメリカでの話ですが。Walmartの遙か後塵を拝している2番手のお店ですが、その経営手法については定評があります。

そのTargetには知る人ぞ知る、というか個人的にはかなり知れ渡っていると思っているのですが、隠れたRetrun Policyがあって、最近変わってきていますと言うのが、この記事。
Target’s 'hidden'