2008年03月 | ARCHIVE-SELECT | 2008年05月

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当たって嬉しい景品は?

もらって嬉しい、当たって嬉しい景品は何でしょう?

Mrs.Winner's Chicken & Biscuitsが繰り出したのは、まさしくそんな一品。

1年分のプリペイドカード $2,600相当(1週間$50 52週分)
Free Gas for a Year Promotion
太っ腹なことに、応募に当たって商品は買わなくてもOK。ただし、アトランタ限定。

今年に入ってからベルギーワッフル、Sweet Spotsデザート、スパイシーチキンなどの新しいシリーズを投入してきており、これからも続々登場させるに当たってのプロモーションとのこと。

露骨ではありますが、クーポンばらまいたり、フライヤーを発行したり、値下げしたりするよりも、圧倒的に効率的しょうね。キャンペーンアナウンスや当選者の発表はFMも利用。ローカルFM局はまだまだ有力な広告媒体ですから。

日本って、この手の販促は地元ローカルな店舗の独壇場で、安いガソリンを求めて、遠いスタンドへ行ってしまう、ちょっと本末転倒的なドライバーや、毎日のチラシチェックに余念のない奥様方のハートをつかんでいるからこそ、傍目には徒手空拳に見えながらも大手と渡り合って行けてるんですよね。

アメリカって、確かにナショナルブランドも多いですが、ローカルとナショナルの中間の規模のブランドも非常に多く、だからこそこの手の開発競争が盛んなのでしょう。

近年まれにみる消費者物価指数の上昇を受けてもなお、消費しようとするかの地の消費者マインド、日本も見習うべき?

| 生活・金融・教育・娯楽 | 08時31分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ノキアの戦略変更

nokia


ノキアが、戦略変更というニュース。

Nokia Starts Listening

・北米2大キャリア、AT&TとVerison向けの開発に着手
・今後数ヶ月で多数のモデルを投入
・営業本部をダラスから、両キャリアの本社所在地へ移動
・開発部隊をそれぞれ300人割り振る
・アメリカンアイドルの最終回の舞台にノキアシアターを提供
・iTunes対抗の音楽ダウンロードサービス開始
・SNSサービス開始

といった施策により北米におけるプレゼンスを高め、先行するサムソン、LG、はたまたモトローラを猛追するというもの。ノキアがご用聞きをするようになる訳です。

北米でのシェアが、2年前の20%から7%へと大幅にダウンし、販売数も46%もの減少で260万個まで落ち込むなどの不振を受けてのことですが、私には違和感がありました。というのも、デザインや機能に注力しながらも、全世界での圧倒的な販売量をバックに、低価格なモデルを販売、非常にうまくこのしくみが回っていたと理解していたからです。

SONY-Ericssonはまさしくそれを地で行き成功を納めているし、京セラもM&Aを通じて海外に活路を求めるといった形で、ノキアを手本にしている面が多々ありますよね。他方は、サンヨーのように撤退するか徐々に手を引きフェードアウトを決め込むといった具合。

このような環境の中、キャリアはカラーバリエーションを増やしたり、着せ替えさせたり、キャラクターとのコラボに走ったり....と、機能でなくコンセプトでモノが売れる時代の教科書的な戦略を進めているのはご承知の通り。それでは、今回ばかりはアメリカに先行した?

記事中に「AT&TとVerisonは携帯メーカーが販売数を確保するには両社と協業でなければならないほど市場を支配している」というくだりがあります。さらによく考えると、そもそもマスが違いすぎます。現在アメリカは約3億人、根っからの消費好き。そして、今後は人口が減る一方の日本に対しアメリカはまだまだ増える、それも自然増よりも社会増、つまりヒスパニック系、とりわけメキシコや中南米といったスペイン語圏=グレーターメキシコからの移民が多数を占めると思われます。彼らだけでなく、母国に残る親類縁者まで携帯を一人一台持つようになれば、今までの成功に固執している場合でないことは、火を見るよりも明らか。無視できないマーケットという訳でしょう。

日本で、キャリアの言うことを聞いて従順に開発するのとは全く違いますよね。

だから、まずは1回淘汰がさらに進むのは当然の理、というか現在進行形だから、答えを見ちゃっての話になってしまいましたが。この先にSIMロック解除で、キャリア毎の端末はなきものとなるのも既定路線。その先に何が起きるかが、今アメリカで起こっていることになるのでしょうか.....その時は、すでに国内国外の壁は無くなっているのでは。そうすると、どういう商売ができるんでしょうねぇ。

世界の大多数が今現在2G一色であることを考慮すると、おしゃれで安い2Gとそこそこプライスでデザイン性及び多数の機能を備えた3.5〜4G携帯?当たり前すぎる?

いずれにせよ、国内外との際が無くなる世界にあっては、このブログが目指す「タイムマシン」はちょっと威力を発揮し無さそうではあります。

| ビジネス・ウィーク | 19時00分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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スポーツ用品のオークション運営

サブプライムローンの余波がどこまでか疑心暗鬼なアメリカ市場。サラリーのアップは望めない中での、とどまるところを知らない物価の上昇。消費者の消費マインドは冷える一方。

所得格差が日本よりも大きく、さほど富裕層には影響は無いかと思われるところ、さに非ず。オークションサイトも勝ち負けが表われているとか。正真正銘の富裕層向けのオークションは影響が限定的な反面、その下のレベル、いわゆるプチ富裕層、エセ富裕層向けのオークションは相当のダメージらしいです。そんな中でも、気を吐いているオークションサイトがあるというビジネスウィークの記事。

New Pitch for a Sports Marketer

Mastro Auctionsというのがそのオークション会社。

昨年8月のライブオークションでは、1912年のPirate Cigarettes baseball cardsのほぼ完全なセットが、$960,000というその手のコレクションでは最高のプライスで落札されたらしいです。それだけでなく、その会社が手がけるスポーツのレアものオンラインオークションでは、最高価格を更新し続けていると言うのだから、尋常じゃない。美術、コミック、その他アメリカチックなものなどへも手を広げているとのこと。

秘訣は....知りたいところですねぇ。

でも、極めてマーケティングに忠実で、半分拍子抜け、半分「基本は疎かにできない」という戒め。

・Webとリアルのコラボ
・専任カメラマンによる魅力的な写真
・専任のin-house デザイナーによる高級感あるカタログ
・徹底した真贋判定と認証
・出品物はコレクターズアイテムではなく投資対象の位置づけ
・ショールーム兼倉庫を所有し、入札前のリアル体験を提供

確かに、性能ではなく感覚でモノが売れる時代にあって、何度となく言われ続けている内容だと思いませんか?体感、体験、共有...つまり購入に至るまでのプロセスの演出。

Mastroはさらに富裕層を惹きつけるためマーケティングには余念が無く、年に$500,000を費やしているといいます。オークション会社とは思えませんね。

もちろん苦労は絶えないようですが、「楽しみ以外の何ものでもない」とのたまうのはCEOのMastro氏。やはり、アントレプレナーは「寝食を忘れるほど好き」でないと成功覚束ないという証左でしょうね。

みなさん、すべからく基本に忠実に行きましょう。王道はやっぱり無いですわ。








| マーケティング・アイデア | 21時02分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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PC geekに共通の悩み

geek もしくは nerdと言えば、以前は否定的なイメージがあったものの、今ではその印象も薄れ、明るい「オタク」、特にPCオタクのことを指すようになりました。これは、日本もアメリカも一緒ですね。今では、「オタク」という大きなセグメントが存在し、消費マインドが冷え込む一方の昨今にあって、消費の牽引役を果たしているとも言われているのはご承知でしょう。

そんな、オタク、マニアでなくとも、2台以上のPCを日常的に使っている人は多いですが、共通する悩みとして、「ファイルの共有」がありますよね。今日はそれについての話題です。ビジネスウィークのTECH&YOUコメンテーターのStephen H. Wildstormは、そんなマニアを代表するひとりですが、彼がコラムSugarSync: Many Machines, No Problemで、あるシンクロサービスを褒めちぎってます。

ご存知のように、アメリカのケータイ市場は日本と異なり、スマートフォン全盛です。Research In Motion のBlack Berryに始まり、PalmのTreo、Nokia、Samsung、HTC、OSもWindows Mobile for SmartPhone, Windows Mobile for Pocket PC, Symbian, Palmなど、よりどりみどり。ビジネスマンは、まず持っていると考えてもいいくらい。そして、当然のようにオフィスではPCを用い、自宅でもというのも日常茶飯事。カフェをオフィスにしているビジネスマンもあまたですし、会社勤めでありながら自宅がオフィスというワークスタイルも一般的です。勢い、各々でファイルを常にシンクロさせていたいという需要は日本の比じゃないのです。

ですので勢い、シンクソフトはアメリカ発のものが圧倒的に多いです。Windows Live FolderShareが代表的ですが、BeInSyncMozyDropboxなど、ググってみればいくらでもでてきます。(ちなみにFolderShareは今後のマイクロソフトに買収されたソフトです。MySpaceやYouTubeなどの陰に隠れて目立ちませんでしたが、マイクロソフトが自信のWindows Liveの一サービスとして外せなかったということでしょう。)

さて、その褒めちぎられたソフトというのが、Sharpcastが提供しているSugarSyncです。

どんな点が良いかというと、 そもそも最新版をサーバーに置くのは他のソフトと一緒ですが、何らかの編集がなされた場合には、
・自動的にサーバーにアップロード
・別の共有デバイスにコピーを作成
・Windows、Macいずれにも対応
・Black Berry、Windows Mobileにも対応
・その他のSmart PhoneもOK

一言で言うと、「共有しているデバイス同士であれば常に同じ最新版のファイルが存在するようにし、かつOSを選ばない」点だと言うのですねぇ。現地の状況はよく分かりませんが、彼曰く、「OSを選ばない」シンクソフトで使えるものがなかったようです。だからこその、べた褒めようなのでしょう。

さらに、
・アップデート中でもネットの接続速度は低下しない
・セットアップ方法の選択肢が多い(最初はとまどうことになるが)
・lite syncでは必要なときのみ最新版をダウンロード
・PCに「Magic Briefcase」という最重要データ用のフォルダを作成
syncオプションが何であれ、このフォルダに投げ込めば間違いなく最新版管理してくれる
・グループ内での共有よりも使いやすさに重点を置いている
・Web archiveという修正不可のフォルダが用意されている
・ファイルを誤って消去しても「Deleted Files folder」にコピーが残されている
・文書だけでなくフォトギャラリーのフォルダも用意
・SugarSyncのサイトにはどんなPCからもアクセス可能
などなど、メリットを列挙しております。

辛辣なコメントが多いStephenにしては、諸手を挙げてのこの褒めよう。それほど、彼の琴線に触れたんでしょうねぇ。ただ、10GBで$25/年の費用と、いかんせんEnglishオンリーだから私としては当分様子見です。でも、日本に導入されるときには言語だけじゃダメでしょうねぇ。まずは、ケータイを押さえないと。これがローカライズの際のキーでしょう。

ただ、ブラウザもそうですが、ホントにかゆいところまで手が届くようなサービスを提供するのは純国産ソフトとなる気がしてなりませんです。言い出しっぺで申し訳ないですが、今後のメシのためにするにはちとつらいかも。「シンクソフトの盛り上がりがあるよ」という背景は使えるかもしれませんが.....(今でもそうですって?いやはや、すみませんです)

ところで、いずれにせよ興味が沸いてきませんか?そんなあなた、オフィシャルサイトへどうぞ。使える日が来るのを楽しみにしていましょう。

| ビジネス・ウィーク | 21時18分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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「焼きたて」パン屋の増殖(2)

さて、その「面白いこと」ですが、ちょっと訂正が必要でした。私自身は10年以上商品開発に携わってきて、商品企画にも参画したことがありますが、「マーケッター」ではありませんでした。ですので、肌感覚が無かったことから、「面白く」感じた次第です。

何かというと、「実際に商品を買った人」「実際に売れた商品」だけ見ていては十分でないということです。つまり、買うに至らなかったお客様の動向や心情も観察する必要があるということ。

今回は、店を外から観察していて、

・看板や店舗にふと気づいて視線を向ける人
・じっと前で考える仕草をする人
・通りすがり振り返る自転車に乗った人
・入口付近まで近づいて店内を覗う行動をした人
・通り過ぎて気づいたのか、一旦ブレーキを踏んだ車
・脇見をしながらスロースピードで通りすぎる車

いろいろな「買うに至らなかった」「店内に入らなかった」ポテンシャルカスタマーいるものです。こういった状況は、市場調査をコンサルや調査会社に丸投げしたり、開店後ずっと店内にいて来店されるお客様ばかり見ていたり、ましてや店長を雇って自分はオーナーとして売上だけを見ていたら、100%把握することができない事実ですよね。

前職では、この辺りは商品企画のメンバーが営業や市場開発メンバーと協業で行っていた業務なので、開発者としては彼らの報告を読んで把握するのみでした。だからこそ、冒頭で述べたように、「興味深く」思ったのです。当たり前のことを当たり前にすることが、どれだけ重要かを端的に表す例のように思いました。

さて、この件のパン屋ですが、お世辞にも客数は多いとは言えず、私が観察した日(平日)には帰宅時間帯を過ぎても売れ残りがあったようです。ただ、通勤帰宅途中よりも近隣住民の昼食需要が多いように見受けられ、早々に売り切れるというのは休日のことかと想像されます。他方、帰宅途中に夕食あるいは翌日の朝食用に買い求める向きは少ないと思います。一般的に考えてお気に入りは残っていない可能性が高いでしょうし...「ダメもとで」はあるでしょうが。

本当でしたら、タイムリーに焼ける体勢があれば良いでしょうがちょっとムリ。であれば、夕方でもお客を惹きつけることができる商材を品揃えれば良いでしょうね。パン及びパン屋の雰囲気にマッチする、コラボ商品、う〜ん何があるでしょうか。

これって、意外と他の個人経営の店舗でも同様に抱えている問題ですよね。

販売できる、売れるタイムスケジュールが異なりながら、シナジー効果がありコラボが期待できる商品、商材。昼はランチ弁当、夕方は居酒屋、夜はショットバーみたいな。2人以上のオーナーが同じ店舗を時間割、曜日割で使う例もありましたっけ。

ゴールデンウィークに久しぶりに東京の街をぶらつきながら、ブレストやってみたいと思います。

| 食品・外食・流通 | 13時57分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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「焼きたて」パン屋の増殖(1)

このところ「天然酵母」や「石窯」を謳う「焼きたて」パン屋が増えてきていると思いませんか?

・個人経営の路面店
・ショッピングモール
・高速のサービスエリアやパーキングエリア
・ディスカウントストア
・コンビニ
・駅ナカ、デパ地下
など形態は様々。

コンビニは、スリーエフデイリーヤマザキローソンセブンイレブンとほぼ全てが、ナショナルブランドが値上げするのに伴い、自社ブランド、それも「焼きたて」に注力するとアナウンス。

ショッピングモールでは、モールの運営ポリシーにも因るでしょうが、FCを入れるにせよイオンの「パン工場」のように自社部門にしろ、フードセクションを特徴付ける手段としてフォーカスしています。

ドンキホーテの店舗内で焼く「焼きたてパン」は、従来からあるその他のファーストフードを想起させるので、私には.....。

最近のサービスエリアには焼きたてパンのみならず、スターバックスやファミマなど、街中にあるものは何でもって感じにはなってますね。

さらに、店舗立ち上げを支援するビジネスも活況を呈しており、後発のエキスパートウェーブは、AIオーブンというものをレンタルで提供し、作りたいパンの種類、個数、できあがり時間を入力するとwebからレシピをダウンロード、どの生地をどのタイミングで入れればよいかがディスプレイ上に表示されるという。ソフトも\4,725/月のASP、指示に従うだけで、誰でも簡単にパンが焼けるというのだから恐れ入る。

それで、近所にこの数年増殖してきていた個人と思われる路面店をぶら〜っと回ってみると、かなり温度差があるように思われました。人であふれかえっている店もありますが、他方新しくて明るいものの、がら〜んして人気のない店舗や、既に「もぬけの殻」つまり潰れてしまった店舗もありました。

そもそも美味しくない、商圏人口が少ない、ロケーションが悪い、サービスが悪い、プライスが高すぎる、周りにライバル店がある、理由は門外漢には分かりかねますが、ぱっと見で共通するものと言えば、「小さく始めてないなぁ〜」ってことくらいでしょうか。個人で始めたにしては、ハコ、風呂敷がちょいと大きいように見受けられました。それと、やはりすべからく「天然酵母」で右にならえなので、差別化も?????だったのかもしれませんね。

自宅のすぐ近くにあるお気に入りのパン屋さんは「白神酵母」と「石窯」。リピーターもそこそこついていて順調のようです。ただ、ひとりでやりくりしているため1日に1回しか焼けないらしく、したがって私が仕事帰りに次の日の朝用のパンを買いに行くと残ってない。なので、休みだった今日、時間帯毎の客の出入り及び面している道の交通量を調べてみました。すると.....ちょっと面白いことが分かりました。

この続きは明日ということで.....

| 食品・外食・流通 | 20時50分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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トヨタとSONYがアメリカでコラボ

はっきり言って私は、ゲームをする人間では全くありませんが.....
その業界のマーケティング手法は非常に興味深くウォッチしております。

これも、今に始まったことではないですが、ソフトメーカーと食品、雑貨などの異業種とのコラボはとどまるところがないですよね。先日も、日経産業の紙面を賑わしていました。

ゲーマーじゃないので内容云々は???ですが、「龍が如く」というソフトをモチーフにしたエースコックの焼きうどん、その中に登場する宝石のレプリカを福岡の宝石販売店が作製、渋谷で販売、ファイナルファンタジーのポーションの実物をサントリーが商品化、カプコンのモンスターハンターのドリンクアイテムをバンダイが清涼飲料水として発売等々。

その記事の後半にあった、「SONYのPS3用ソフト「グランツーリスモ 5プロローグ」で日産GT-Rなどの新車をゲーム上で仮想試乗できるキャンペーンを実施」の、まんまをアメリカのプレスリリース中に発見しました。

Lexus Puts Spectators Behind the Wheel of an IS F at the 34th Annual Toyota Grand Prix of Long Beach

今週末(April 17-20)ロングビーチで行われるToyota Grand Prix of Long Beachというアメリカのインディーカーレースのイベントとして、プレステ3を用いてトヨタレクサス IS-Fのバーチャルドライビングが催されるというもの。観客は、このシュミレーターで富士スピードウェイをドライブすることができるんですねぇ。スタート時の強烈な加速Gや1コーナーへのブレーキングを残しながらのシビアな突っ込み、F1が開催されるサーキットとしては最長の1.4kmストレートでは170mph(272km/h)超の異次元の速さを体験できるらしい。もちろん、ヘルメット無しね。

マツダや日産がセカンドライフ中で試乗できるようなサイトを作っていましたが、その比ではありません。モノがいいから、性能がいいから、安全性が高いから、という理屈だけではモノが売れなくなって久しいこの頃、強烈な体験、一人ひとりが独自に構築する物語、同じレースに参加して体験を共有し合う.....これからのマーケティングに必要な要素が全て揃っているのが、こうした複数人参加型のゲームであり、それをにくいほど利用したのがこのイベントと言えるのではないでしょうか。

SONYはやっとのことで国内ではWiiの売上を超え、これからがPS3の正念場の時、トヨタはレクサスというハイソカーとして捉えられているブランドから、IFというスポーツセダンを発売し、ブランドの幅を拡げようとしている途上。日本でのレクサス販売にも影響が及ぶことでしょう。両社にとって試金石となるような年に、AISASを地でいくマーケティングをアメリカで最も人気の高いナスカーで行う。気合いが入っていますよね。

折しも、先日発表されたリクルートの「大学生の就職希望企業ランキング」でも相変わらずの人気を見せた両社、どんな展開が待っているのでしょうか?

一アントレプレナーとしては手のつけようがない....と思う事なかれ。Wiiがゲームの原点に戻って「ライトユーザー」を掘り起こしたことを思い出しましょう。視点をずらすこと+コラボもまた別のフレームだと思いませんか?と言いながら、私の固い右脳は全然回転しないようです。少しはゲームでもして、我をわすれますか.....

| 海外情報 | 17時46分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ライトなマニアを狙え

今日も、Entrepreneurにとってのプラチナペーパー日経産業から「電車市場」の記事を紹介。

----------<引用ここから>----------
特急「あずさ」の座り心地が3150円。鉄道模型・関連グッズ販売サイトの「電車市場」が快走中だ。鉄道模型だけでなく、電車の座席シートを使ったクッションなどの雑貨類もそろえる。サイトの運営会社の東急車両製造(横浜市)は大手車両メーカー。鉄道会社の枠にとらわれない品ぞろえや本物感などで、幅広い鉄道マニアの心をつかんでいる。
----------<引用ここまで>----------

これだけを読むと、鉄道マニア向けのコレクションサイト。廃線になったり、引退した車両等のお下がりグッズ、いわゆる「お宝グッズ」ばかり扱っているように思ってしまいそう。ただ、その先を読んでみると、どうやらちょっと違うようだ。

----------<引用ここから>----------
東急車両では、希少性より実用性をより重視するライトなマニアに狙いを定めており、”工場直送”の新品で勝負する。ライトなマニア受けに照準を定めるにあたって気を配っているのは「本物の味付けをしつつも、オタク向けほどは踏み込まないこと」
----------<引用ここまで>----------

この、「ライトなマニア」「オタク向けほどは踏み込まない」がポイント。今でこそ、「オタク」という言葉に対する偏見のようなものが少なくなり、逆に消費を牽引する「上顧客」のようにさえ捉えられていますが、それでも何がしらかの抵抗が残っているのも事実。また、好きではあるけども「オタクほど知識はない」と謙遜?する向きもあるのではないでしょうか。まさしく、ライトマニア。

ヘビーではありませんから、そんなに「レア」ものには惹かれないんですねぇ。そもそも、そこまで価値を認めて大枚はたくまでは成仏してない(^^;だから、実用性も求める。そこで、使わずに飾っておくだけのレアなコレクターズアイテムではなく、実際に使うことのできる、例えば、いつも使っている電車の「本物の」シートに価値を見出すんでしょう。それが実際に自分の部屋で使えるなんて、確かに雰囲気も違って楽しい。JRの電光掲示板をモチーフにしたRSSリーダーや時計などのガジェットも、同じようなコンセプトでしょうか。

ちなみに、車両メーカーはシートを自前でつくることはまずなく、専門メーカーに丸投げしますが、そういったメーカーだとこのようなことはできません。全数納入という契約があるはずですし、シートの生地すら販売できません。どういった素材、デザインにするかは車両メーカーが決めますので、生地自体は支給品(つまり、これを使ってシートを作って下さいと言って渡される)となり、「横流し」になっちゃうんですねぇ。そのあたりまで含めてシートメーカーが開発するのであれば、可能性があるかもしれませんが。

さて、この「ライトな」マニアというのは、今までいなかったんでしょうか?おそらくいたはずですよね。ただ、名前が付けられた、というか新たにカテゴリー化されたが故に顕在化したのでしょう。「なんちゃって○○○」も、同じ類でしょうか。でも、このように、名前を付ける、いやマーケティングにおいて自社内で想定するだけで、新たな顧客が生まれると思えば、素晴らしい、強力なツールですね。このとき、思いっきり離れるより、「ずらす」にとどめることがポイント。そうしないと、理解してもらえない、だから売れない、ぶっ飛んでしまいかねません。ずらすことで、半歩先に行けるのです。

この思考回路は、実践しやすいと思いませんか?
ベジタリアンじゃないけどベジタリアンっぽい=時には肉も食べたい
セミアマカメラマンじゃないけどプロっぽいカメラも使ってみたい
マラソンランナーじゃないけどシューズやウェアだけでもそれっぽくしたい
ワイン通といえるほど知識はないんだけど、全く知らない人の前ではちょっとウンチクをたれてみたい
などなど。面白いですよね。

ヘビーじゃなくてライト、○○じゃないけど△△、なんちゃって×××
人が集まったときに、ブレストっぽくお遊びでやってみませんか?
次の日、いきなり企画書があがってるカモ。

| マーケティング・アイデア | 20時38分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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アウトレットではありません?

コンセプトをさらっと読んで「な〜んだ、アウトレットじゃん」と思ってサイトを訪れてみると、「アウトレットではありません。」の一際目立つ文字。してやられたり。ルピシア・ボンマルシェがそのお店。

元来ルピシアというのは高級茶葉の専門店。ただ、どの食料品店にも共通するように、「賞味期限」の問題があった。でも、茶葉はその期限が生鮮食料品と違って長いことが、このボンマルシェ(お買い得)のコンセプトにつながったそう。

つまり、賞味期限が3年程度の茶葉に対して社内基準により販売期限を2年と規定、経過した商品は廃棄していたが、それでも「1年も残っているやん。もったいない。それなら、ルピシアとは別店舗で販売しよう。」となった模様。折しも、「もったいない」が見直されている昨今、確かに「食の安全・安心」には逆行するが、うまく受け入れられているとのこと。

このモデルで秀逸と思えるのは、同様に賞味期限の長く同じ悩みを抱えていた調味料、烏龍茶、パスタなどの仕入れルートも構築して、店舗での品揃えを充実、業販ではなく一般消費者が来店しやすい店構えにしたところ。

サイトで写真を見る限りでは、今はやりの「セレクトショップ」っぽくて、「これはウケて当然」といった感じですね。私の中では、会員制の試供品提供ショップに続く「ヒット」です。仮想店舗ではなく実店舗というのも、セレクトする楽しみを提供している点でプラスなんでしょうね。

何か、ヒントになりましたか?

| General | 18時53分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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「ものづくり」には「ものがたり」を

近ツーが、あまりにも魅力的な、今まさしくホットなカテゴリーでのツアーを企画しています。

その名も愛車のハーレーダビッドソンで夢のアメリカ踏破「マイ・ハーレーでルート66を駆ける!18日間」
ハーレーオーナーは、グッとくるでしょうねぇ。ただでさえ、ハーレーに乗る人は、まっすぐに延びる一本の道を大排気量のハーレーで悠々自適に走り抜けることに至上の喜びを感じる人でしょうから、さらにその道が本場アメリカのRoute66ですよ。食指が動かないはずがない。

愛車のハーレーでロサンゼルスからシカゴまでアメリカ大陸を踏破、ツアー終盤にはハーレー本社での「ハーレーダビッドソン105周年祭」にも参加、宿泊は全てシングルルーム、これで198万円

高くはないでしょう、いや愛車のシッピングや付随する手続、現地の種々の手配等々、考えるとリーズナブル、8人限定で仲間作りと思いで作りができることも考慮すると、バーゲン?

ハーレーは日本でこのようなコミュニティーをつくることで顧客の忠誠度を高め、ユーザーを拡げることに成功していますが、まさしくそれを地でいく企画ですね。ハーレー自体がやってもおかしくないところを、近ツーがやるというのも、「近ツーやるねぇ」って感じです。

そう言えば、フェラーリも5/11に単独イベントにおけるフェラーリ車パレード参加台数記録更新を狙って「フェラーリフェスティバル」を行うそうですが、これも同様のコンセプトと考えて良いでしょう。(フェスティバル詳細はこちら

購買行動は、AIDMA理論からAISASへ変遷しているとは言いますが、ここでは情報の「シェア」ではなく、実際に行動に至った後の体験の「シェア」であり、顧客満足を向上させるとともに、マインドシェアを高めることに圧倒的な手法となっていますね。

コレクターが集まって情報交換というのは旧来からありますが、それがインターネットを始めとする交流手段の多様化でオープンになったことが、今のような活況を示現させる要因になったのではないでしょうか。オタクがオタクじゃなくなった,,,というか、社会の認識がオタクに追いついたのでしょう。

このような世の中の動きに接してきて、改めて思い出されるのが06年5月に発刊された、ダニエル・H・ピンク氏のハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代

この中で、氏は
1.「機能」だけでなく「デザイン」
2.「議論」よりは「物語」
3.「個別」よりも「全体のシンフォニー」
4.「論理」ではなく「共感」
5.「まじめ」だけでなく「遊び心」
6.「モノ」よりも「生きがい」
と述べていますが、このうちの2,4そしておそらく6がまさしく「ズバリ」ですね。

改めて読み直してみて、これからのもの作り、いや人生設計自体の明確なナビゲーターとするにふさわしいコンセプトだと思います。一度、ご自分のアイデア、商品、ビジネスシステムをこのフレームに沿って検証してみてはいかがでしょうか?

| マーケティング・アイデア | 18時26分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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Entrepreneurのコアスキルは?

起業家を応援するENTRE STAGEというサイトがあり、Entrepreneurを目指す者のひとりとして、よく立ち寄っているんですが、その主力コンテントにの起業家列伝です。文字通り、ある起業家にフォーカスして、その背景を紹介していくというものです。今回は、データベース関連の事業をされている新庄さんという方のストーリー。過去の教訓を胸に、“新”データベースで時代の波をとらえろ!

2ページ目の、「マイクロボードの着眼点は良かったが、とにかくやることが早すぎた」に惹かれました。

つまり、あまりに先進過ぎて一般の人が理解できない、ついて行けない、だから売れないと言うことですよね。これは、商品開発を進めていく上で、まさしく諸刃の剣となるイシューだと思います。私も開発者の端くれだったことがありますが、まだ世の中に存在しないシーズ研究に没頭していると、自分の中の常識がどんどんずれていくのを感じたものです。「もう、みんな分かってるんじゃないの?」「こんなことができるんだから、きっと受け入れてもらえるよ」な〜んて。既知の技術になってしまったかのような錯覚に陥るのです。

これが、自分→チーム→開発部門→会社全体と伝染していくから面白い、というか恐ろしい。デザインレビューでは「そもそも受け入れられる素地があるのか?」ではなく微に入り細に入りの仕様のディスカッションになることも、日常茶飯事。でも、おかしいと思わないんです。

頭の中では、「半歩先がベスト」と分かったような顔をしてるんですけどねぇ。当事者になると.....
思い返すと、皆さんもそんな商品いくらでも例を挙げることができるのでは?

日経産業には「あの商品は今」というコーナーがあり、今日はドコモの「シグマリオン」でした。ご存じですか?WindowsCEというWindowsMobileの元となったOSを搭載し、6.2インチのカラー液晶とキーボードを有したPDAでした。デザインはあのゼロハリで、気合い入ってましたねぇ。それより以前には、カシオのカシオペアやNECのMobile Gearというものもありました。当時私はMobile GearでPC無しでメールができないかと模索したのを覚えています。(結局、通信速度があまりに遅く、かつ接続料が高かったので挫折)

この記事の中でも、シグマリオンがその後携帯の進化について行けず廃番、「時代を先取りしすぎた」とコメントされています。(私はそこそこうまくいったと思っていますが)

ただ、Entrepreneurとしては、世に出る前のシーズ段階のネタ探しは必要不可欠です。そこで、そのアイデアを育てながら、最適なタイミングを図っていくスキルが益々重要になっていくでしょう。まぁ、そこにいくらでも時間の余裕があるから、そのビジネスシステムをじっくり考えられる訳ですけどね。

| マーケティング・アイデア | 18時07分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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やっぱり、どこまでもアメリカン

Frito-Layっていうアメリカのメジャーなお菓子メーカーご存じですか?
日本ではDoritosで有名ですよね。
カロリーコンシャスな私も、実は大好きです。食べるときは誘惑に負けないように、数枚だけ皿に出して食するようにしてます(^^;)

その、フリトレーが顧客の要望を受けて、「Pinch of Salt(塩ひとつまみ)」という減塩タイプのシリーズを発売したというのが、このプレスリリース
Frito-Lay Launches Low Sodium Versions of its Top Selling Snack Chips
Lay's potato chips, Tostitos tortilla chips, Fritos corn chips and Ruffles potato chipsといった主力商品にこの減塩タイプのラインが加わるそうです。

商品によって異なるものの、およそオリジナルから30〜50%ほど食塩の含有量が低いとのうたい文句。

日本でも当然のようにカロリーオフや糖質オフ、コレステロールオフといった商品がわんさかある中、何故この記事を敢えて選んだかというと、「やっぱりアメリカンなんだね」とつくづく思ったからなんです。

日本では、マーガリンとかマヨネーズ、醤油に砂糖といった日常の食事に必要不可欠な食品に、このようなタイプが多く見られると思いませんか?確かに、お菓子もそういう傾向があることはあると思いますが、使用されている成分を見直してカロリー低減というアプローチより、容量を若干減らすとか、ボリュームを大きく見せて満腹感を味わえるような形状にするとか、まぁ、ノンフライにするとかくらいが、せいぜいかなと。

その前に、カロリーを気にする、もしくは健康管理に非常にセンシティブな向きは、そもそも食べないですよね。

だけど、アメリカだと、それでも「食べたい」という執着心が強いよねぇというのが率直な感想。ダイエットしている人はコーラは飲まないと思うんだけど、そこに「ダイエットコーク」飲まないでは済ませられないんですねぇ。そして、このフリトレーの減塩シリーズ。食べないでは済ませられないんですねぇ。

日本でこのような例はないかと考えると.....それはまさしく「ビール」でしょう。飲まないではいられないんですねぇ。カロリーオフからカロリーハーフ、糖質オフに、さらに進んで今では糖質ゼロ競争。

やっぱりアメリカン、やっぱり日本人、やっぱり中国人、やっぱりロシア人?こだわるものの中に存在するマイナス面をなくす、減らす、削除する、この視点は次の商品に結びつきませんか?

| 海外情報 | 20時42分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ドラッグストアがデリバリセンターに

これまた日経産業からで恐縮ですが、調剤部門を併設しているドラッグストアに医薬品のデリバリを依頼する介護施設が増えているそうです。そもそも、このような対応をドラッグストアが行ってよいこと自体知りませんでしたが。まぁ、以前は皆無だったそうで、であるなら、そのような需要が何故発生するようになったかを考えてみる必要があるでしょう。

記事では、「店舗が調剤薬局を兼ねていることが、各地域の住民に浸透してきた表われ」と解説。確かに、その面はあるでしょうね。薬事法が改正され、コンビニ等でも販売ができるようになりコンペティターが増えるとともに、オーバーストアによるドラッグストア同士の競争も激化する一方、本格的な高齢化の進展で「数少ない成長市場」であることも事実。勢い、差別化として調剤部門の拡充に走るドラッグストアは増加していますし。

そうすると、ドラッグストアが地域医療における医薬品のストレージ+デリバリセンターという機能を有するようになってもよいですね。一定人口毎に分散している訳ですから(各社マーケティングしてますからね)、店舗に赴くことが難しい人や、記事にある介護施設、もしくは介護マンション等に、最寄り店舗からデリバリする。ブロック毎にストックを融通するようにすれば、在庫調整も容易。

もちろん、デリバリはアウトソースすればよい。宅配事業もゆうパックが民営化を機に攻勢を強める中競争環境は厳しくなっていることから、宅配業者と包括的な契約を行えば、win-winの関係も構築できるでしょう。

この例を参考に、何かがある一定の閾値を超えることで発生するビジネス、逆に消滅するビジネスはないか?と、激変する昨今の市場を鳥瞰してみると、至る所にSomething Newが転がっているのではにでしょうか?

| 医療・健康・コスメ | 19時11分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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風で殺虫?

本日の日経産業に、「えっ」「ほほぅ」「ふ〜ん」という記事を発見。
それも、「秒速40m、風と水で殺虫」というもの。

----------<引用ここから>----------

製茶大手の鹿児島堀口製茶(鹿児島県志布志市)は10日、農薬を一切使わずに新茶を栽培することに成功したと発表した。水を含んだ風を最大秒速49mで葉に吹き付け害虫を駆除する。そのための専用機械を農機メーカーと共同で開発した。完全無農薬の茶葉は珍しく、今月中旬から県内を中心に販売する。

強風を茶葉にあてて葉を裏返すとともに裏側に生息する害虫のカンザワハダニに1分間で約20Lの水を吹き付けて殺す。専用機械は「ハリケーン・キング」という名称で、自動茶摘み機製造の松元機工(同県南九州市)と共同で開発した

----------<引用ここまで>----------

葉から落とすだけでなく、「殺す」ことまでできるんですね。恐るべし。
ライオンが殺虫剤「氷殺ジェット」を発売していましたが、コンセプトは同じでしょうか。(こちらは、引火性の問題で販売中止に追いやられましたが)

こういう思いも寄らないアイデアに接すると、「直接会って話が聞きたい」とホントに思いますよね。「きっかけは何でしたか?」と。日経TRENDY「ヒットの奇跡」か何かで取りあげてもらえないだろうか。

このアイデアもまた、既存の技術を「組み合わせる」「意味づけを変える」ことがルーツになっている訳で、つくづく基本が大事と再認識した次第です。

| 環境・資源・産業 | 18時41分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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アイデア創出の切り札に!

080407numbers


Business Weekは「NUMBERS」というコラムで毎号いろんな統計や数字を、面白おかしく、時には真剣に紹介していますが、これは4月7日号から。

何を言っているかというと、「確かにアメリカはレセッション入りしたよね。でも、ダメージの受け方は「far from uniform」つまり、州によって、都市によってこんなに違うんだよ。」ってことです。

失業率は、自動車産業が斜陽で最悪のデトロイトと最低のソルトレイクシティでは5.1%も違うし、この3ヶ月間でローンが支払えずに家を取り上げられた人は、コロラドやネバダで圧倒的に多い。住宅の売上や価格の下落は西部の州では深刻だが、北西部はそれほどでもない。価格がわずかだが上昇している地域もある。....と言ったことが、このグラフから分かりますよと説明してます。

「平均値に騙されるな」とは常々言われることで、まさにその状況が「ここに極まれり」といった感じなのがこの数年の世界各国の現状でしょう。BRICs諸国やネクストイレブンは言わずもがな、日本やアメリカ、東欧諸国も同じですよね。ジニ係数を見ていると、確かに貧富の差は大きいことが分かります。

さて、こういったことを踏まえた商品開発で花盛りしは、低価格車でしょうか。インドはタタ自動車のナノ、日産のローガン、トヨタも予定してますよね。ホンダは低価格車でなく、「そういう層は中古車でカバーできる」と福井社長が言われてましたっけ。また、ノキアの携帯も含めてもいいかもしれません。

いずれにせよ、セグメント化がキモであることに疑問の余地は無いように思います。ここで、面白い例をご紹介しましょう。再び,日下公人氏の食卓からの経済学―ビジネスのヒントは「食欲」にあり (祥伝社黄金文庫 く 6-2)から。

「消費行動において、トップとボトムは共通した様式を持っている」

例としていくつか挙げられていますが、例えば腕時計。貧乏人はもちろんお金がないので持っていない。一方、本当の金持ちは時間にあくせくする必要がないから、同様に持ってない。秘書が持ってるのでしょう。

同様に時計で、安っぽい腕時計は長針と短針だけ、少し高くなると秒針がついたり、日付もついたり、さらに高くなると宝石がつくようになるが.....最も高級になると職人の作るそれの世界となり、機能的には長針と短針だけになる。(初版が89年なので、少し時代にそぐわない面もありますが.....)

このように、「世界は二極化が進行している」点と「トップとボトムは類似する」点を軸にアイデア創出するのは、益々有効な手段になっていくように思います。

| ビジネス・ウィーク | 20時18分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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敢えて、ここで差をつける

アメリカはテキサスのExpress Jetが、たった$3で選り抜きのカルフォルニアワインとアピタイザーを提供するサービスを始めると発表しました。

Grapes on a Plane! Wine Flights Give Travelers a Unique Taste of California's Best

カメレオン・セラーというワイン専門店が提供するカベルネ・ソーヴィニヨンがそれで、同社によると、ワイン通にも認めてもらえるような、妥協をしないワインだとのこと。サウスウェストを始め、格安エアラインが群雄割拠し、低コストと引き替えに機内食やエンターテーメントを削除する中のこのサービス。さらに、たった$3で提供するという太っ腹。安かろう悪かろうでもない。カメレオンセラーのワイン職人のJeff Popickは、ブドウ栽培についても造詣が深く、大学で講師を務めるほどとか。

差別化戦略のひとつと言えばそれまででしょうが、マックの100円プレミアムローストよろしく、「低価格でもここまでやるか?」という、顧客に驚きを与えるサービスを用意するのは容易ではないはずで、想定外をたくみについた例として、参考にすべき点がありますね。

| 海外情報 | 20時02分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ES調査が無料で入手できるように

生活に密着した調査を多数手がけ、私たちEntrepreneurにとって貴重な情報を無料で提供してくれている強い味方、ネットリサーチの「ディムスドライブ」さんが、定期的にES(従業員満足度)調査を実施するようです。

従業員満足度調査 「ES-DIMS」

CS(顧客満足度)とならび称されるES。CSよりも上位に位置づけている会社も多数ありますよね。その中に、いわゆる「勝ち組」の企業も多いというのも事実。つまり、社員が楽しくなければ、決してお客様をハッピーにできないと言う訳ですね。ただ、確かに、CS調査は多く見かけるものの、ESは.....という感じでしたから、今まで何故定期的に幅広く実施されていなかったか、クエスチョンですね。(知らないだけだったカモ)かの有名な調査会社、J.D.Powerも、顧客満足度、商品魅力度、セールス満足度、品質調査.....と多数実施していても、従業員満足度は無かったような気がしますし。研究対象には、頻繁にされてましたっけ。

これから、この結果と実際のその会社のパフォーマンスを比べてみて、検証するのも興味深いかもしれませんね。他人のふり見て、我がふり直せって?

| マーケティング・アイデア | 18時22分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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携帯が香りをコントロール?

NTTコムが、「香り通信モバイル」というサービスの利用実験を始めると発表しました。

携帯に「香るプレイリスト」 NTTコム「香り通信」新サービス実験

利用者の部屋に予め香りを発生する装置を設置、それに対し携帯から「香りのレシピ」を送信、様々な香りを発生させるというもの。目覚ましのような使い方もできるそうで、今はやりの、セットした時刻に先だって光りを発生させて眠りを浅くした後にさわやかなメロディーで心地よい目覚めを引き起こす、インテリ目覚ましの上を行きますねぇ。眠りが浅くなった頃を狙って起こす目覚ましもありましたっけ。

いずれにせよ、サービスも「ここまできたか」という感じですね。

この、「香り」をマーケティングに利用するという視点については、日下公人さんが、著書食卓からの経済学―ビジネスのヒントは「食欲」にあり (祥伝社黄金文庫 く 6-2)の中で、以下のように説明しています。

----------<引用ここから>----------
人間の五感を、神経密度の高いものから低いものへと順に並べてみると、視覚・聴覚・味覚・嗅覚・触覚とランクづけされる。おもしろいことに、人間が豊かになっていくと、目や耳で満足する段階から、舌を満足させるようになり、最終的には匂いや肌ざわりにこだわるようになる。つまり、神経密度の高い感覚から低い感覚へという、一種の「進化の法則」が存在するようである。
----------<引用ここまで>----------

このところの携帯の変遷を見ると、まさに当てはまると思いませんか?デザインは視覚、MP3プレーヤーは聴覚、まぁ味覚は無いにしろ、ケースを漆調にしたりマット調にしたり、はたまた人工皮革で覆ったりというのは触覚ですね。そして、今回は臭覚。狙ったものか、自然にそうなったかは不明ですが、この記事に接して、非常に興味深く感じました。

でも、このような傾向を理解していると、今あなたがお客様に提供している商品・サービスをどのように進化させたらよいのか、次は何なのかを考える上で、強力な武器になるかもしれませんね。次はこうくるだろうから、難しいけどじゃぁ自分は一足飛びに.....な〜んて。

また、トレンドがどのように変化するのかについては、様々な予測の仕方、アプローチがありますが、私が一番気に入っており、完全にagree withなのが、黒川伊保子さんが著書なぜ、人は7年で飽きるのかで提唱されている、脳の7年周期です。

デジタル気分からアナログ気分、ハード期からソフト期へと7年周期で変動し、それがまさしくブレイン・サイクルに起因するというもの。本の中では自動車の変遷を例に解説されていますが、目からウロコでした。一度手にとってご覧になることをお勧めします。必ずや、アントレプレナーたる皆さんのお役に立つこと請け合い。

それにしても、このような本を読んだそばからそれに関する記事に出会うとは、昨日の「カラーバス効果」を地でいっていますね。

| マーケティング・アイデア | 20時24分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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家電製品にBLACKパワー?

アメリカの調査会社NPDによると、家電製品の売り上げはWHITEよりBLACKの方が伸びているらしい。
Black is Back when it comes to Major Appliance Sales

食洗機(Dishwasher)を除くと、確かに好調のようです。また、昨今の資源高の中でもステンレスも好調。表ではOtherに含まれる赤・青・緑といった有彩色も、同様です。日本の状況と一致していますね。今までアメリカ製の、というかアメリカで販売されている家電は、おしなべて白で無骨でデカくて...というイメージでしたが、変わりつつあるようですね。

この傾向をNPDは「最近のホームは部屋を多機能に使うことが多く、Laundry roomといえども、例えばストレージにしたり、インドアスポーツやガーデニングに利用したりしている。つまり、「隠す」場所ではなく「見せる」場所という認識になりつつある。従って、そこに設置される家電にもデザイン性が要求されだした」と分析しています。

このように、目的をずらすのは、商品開発の上で重要なポイントです。わかりやすい例がトイレ。レストルームと呼んだ方が良いでしょうか。オフィスビルやショッピングモールは言うに及ばず、家庭でのその地位の向上は目覚ましいものがあります。便座・便ふた自動開閉、自動洗浄、脱臭、音楽を流したり香りを発生する商品もあります。「見せる物」「自慢する物」というエッセンスが入ったが故に付与された機能とでも言えるのではないでしょうか?

どんどん、その目的をブレイクダウンして、言い換えて、とことん拡げて、そしてまとめる。やり方、形はどうであれ、結局いわゆるブレーンストーミングが商品開発のキモであることは間違いないですね。

そのためにも、日頃から雑食動物のように周りの事象に関心を持ち、右脳を活性化させておくことが必要でしょう。

今、あなたが持っている○○、何に使えますか?用途を20ヶ考えてみましょう。

| IT・ネット・携帯・家電 | 18時01分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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どんどん存在感がなくなる日本

BW今週のNUMBERS第2弾

日本はアメリカに次いで世界経済のシェア低下大


世界経済におけるシェアの変化を表したものです。左側がwinner、右側はloserですね。
winnerは圧倒的に中国、次いでインド、ロシア。何の疑問もございません。他方loserはアメリカダントツ、そして日本、ドイツ、イタリア。こちらも、疑いの余地もございません。

でも、あからさまにこのような差を見せつけられると、センチュリアルを超えてからの世界のダイナミズムがいかほどまでに大きいかを、感じずにはいられません。

でも、考えようによってはチャンスですよね。winnerも程なくloserがたどってきた道をある意味トレースしていく分が多々あるでしょうから、取り巻く環境及びその国独自の事情を考慮して、winnerが行ってきたことをアレンジ、提供していくビジネスが生まれるのですから。ただこのとき、これらの国は先進国を手本に極力失敗を避けて成長してきていますから、失敗に耐える基礎体力を有していない面があります。その点だけは、外したらダメですね。

ですが、一介のアントレプレナーにできることは一体何があるのだろう。ちょっと、話がでかすぎるか.....

| ビジネス・ウィーク | 20時26分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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アメリカでは依然として学歴社会?

BW今週(MARCH31)のNUMBERS

高学歴ほど高収入


'00~'07の間で、平均給与は白人、黒人とも基本的には両方ともフラットだった反面、アジア系及びヒスパニック系は伸びてます。先日、「ヒスパニック系のマーケットは無視できないぞ」と言ったそばからこのようなデータがでると、真実味がでてきますね。人口が増え、個人の所得も増え、すると言わずもがな購買力が大きくなる。今からSanDiegoとか行って、商売始めますか?それにしても、こういった記事が目につくと言うことは、いわゆる「カラーバス効果」かもしれないですね。

ちなみに、この「カラーバス効果」、博報堂の加藤さんが考具―考えるための道具、持っていますか?の中で説明してます。

----------<引用ここから>----------
カラーバス。聞いたことがありますか?バスはBATH。色を浴びる、ということです。
方法は簡単、朝、家を出る前に「今日のラッキーカラー」を決めます。赤?青?黄色?何色でも構いません。例えば「今日は赤だ!」と決めます。そしていつものように会社まで通勤してください。
すると「今日は赤い車が多いなあ」・・・・・・何だかよく分からないけど妙に赤いクルマが目につくんです。屋外看板広告も赤いのが目に入る。これがカラーバス効果。
たぶん統計的には赤いクルマの通行量はいつもと同じはずです。違っても数パーセントでしょう。ところが、自分が「今日は赤」と意識しただけで、やたらと目につくんですね。不思議です。見えるから見る、へ。SEEからLOOKに変わるんです。
----------<引用ここまで>----------

アイデアを引き出す手法としては、非常に効果的ですので、お試しを....

と、話題がそれましたが、さらにNUMBERSを見ていきましょう。
学歴でグルーピングしてみると、高卒や学卒ではマイナスですが、マスター以上のdiplomaを持っている人はかろうじてプラス、う〜ん、これは有意差無いでしょう。

ただ、そのグループそれぞれでTOP10%を切り出してみると、マスター以上は+6.7%。有意差あり?
何とも言えませんが、BWは記事を面白おかしくするために、このようにして、「高学歴ほど収入が伸びてる」と話題作りをしておりました。

私としては、民族の切り口が一番わかりやすいように思います。冒頭で述べたヒスパニック系も収入伸びてますが、それよりも何よりもアジア系の伸びがすごい。11.9%ですから。やはり、働き者は報われると言ったところでしょう。

| ビジネス・ウィーク | 20時10分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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待ってました 書籍ランキング真打ち登場

これまで、あまた書店毎、雑誌毎などの売上ランキングがありましたが、どうしても地域、立地、得意不得意、客層の違い等に起因する偏りがあって、時には「ホントにこれがベストセラー?」ってやつもありました。だから、結果を見るときには、薄目開けてとか割り引いてとかいうことをする必要がありましたよね。

ですが、やってくれました。あの「オリコン」が。音楽分野で培った順位付けのノウハウを書籍分野に応用してランキング作成し、毎週木曜にオリコンのサイトで発表してくれるそうです。紀伊國屋書店を始め全国主要書店がPOSを通じて得た実売データを集計するとのことで、これで国内の書籍総売上高の3割を占める、全国の書店1554店の販売データが網羅されるらしい。まさに、これこそ書籍ランキングの真打ちでしょう。

まずはこちらで平均的日本人の傾向を確認、その後各書店や雑誌が公表しているランキングと比べてみても面白いかも。また、書評等で取り上げられている本の位置づけを見るのも興味深い。

日々ビジネスネタを求めて彷徨っているアントレプレナーはビジネス書を読みあさっているかと思いますが、ある意味自分の中の偏向を確認するのにも丁度いいかもしれないですね。と言っても、何も修正する必要は全くないですよ。というか、すべきではありません。

それ以外にも、オリコンは各種ランキングニュースも提供しているので、ブレストネタにうってつけですね。

使えるものは、どんどん使っていきましょう。

| 生活・金融・教育・娯楽 | 20時52分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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タイムワーナーのヒスパニック向けチャンネルパック

タイム・ワーナーは、カルフォルニアでヒスパニック向けの新しいチャンネルをリリース

Time Warner Cable Launches Breakthrough Hispanic Digital Video and International Phone Services in Southern California

エリア内に約200万人のヒスパニック系住民を有しており、かなりのマーケットとなることから無視できなくなった模様で、他方低所得層が多いこともあり、価格に対して敏感であることも考慮、"お値打ち"プライスで提供するとのこと。

この記事を読んで、日経ビジネス(3/31号)の第2特集「メキシコの潜在力」を思い出しました。
米国勢調査局の予測によると、アメリカの人口は2010年から2050年にかけて1億1,000万人増加し、このうち5,500万人がヒスパニックの増加分、非ヒスパニック系白人は900万人に過ぎないらしい。自動車販売台数は全米で前年比0.2%減のところ、ヒスパニック向けに限ると4.8%。また、隣のメキシコ(もちろんヒスパニック系)の人口は1億960万人、中南米のスペイン語圏の人口は5億人を超える。

つまり、従来の延長線上で「国」というくくりで考えていては、これらの大きなマスマーケットを捉えきれないのである。ヒスパニック系の例で言うと、「言語」という新たな枠組み、グレーター・ヒスパニック(グレーター・メキシコ)で見る必要があるのである。

売上の半数以上を海外で稼いでいる日本企業も珍しくなく、ミクロとマクロのオーバーラップも経済のグローバル化に伴って小さくなっていることからも、同様に「国」の枠組みが過去のものとなっていることを示唆している。

ここまでいってしまうと、週末起業として小さく始めて大きく育てるをモットーにしているこのブログの趣旨から外れますが、そんな視点は常に持っていたいですね。「東京だから売れる、地方だから売れない」ではなくて、「東京で売れるんだから、地方でも売れる」とか、その逆とか。さらに、「アメリカで売れているから日本でもそのうち受け入れられるはず」とかね。

私としては、大体日本はアメリカの10年後をトレースしているようなイメージを持っているので、日々かの地のこういったプレスリリースやCNNのsmall Bizの記事とかをチェックしてます。携帯やゲーム、アニメなどは逆に、日本からアメリカ他海外ですけどね。ということで、こうやって時々紹介していこうと思っています。乞うご期待!

| IT・ネット・携帯・家電 | 20時31分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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エアカナダのコンシエールジュサービス

エアカナダが、"On My Way"サービスを始めるようです。

Air Canada launches travel assistance service for customers affected by unexpected travel disruptions; first airline to offer comprehensive service option

一言で言うと、フライトのディレイやキャンセルが発生した場合に、それが自社の責によるもので無い場合でも、フライトの再手配やホテルの確保、食事の提供等を行うというもの。

対応するスタッフも"特別に"トレーニングされており、スピーディーに電話でアクセスが可能らしい。広報担当者によると、「このような状態になっても、常に迅速且つスムーズにサポートするということを知ってもらうことで、お客様に心の平和(peace of mind)を提供するのが狙い」とのこと。カナダ〜アメリカ間のフライト全てが対象で、通常の航空運賃に、1,600km(1,000mile)未満が$25、以上が$35(片道)負担することで、このサービスが利用できる。

近年、アメリカの主要空港のビジーさ加減はひどいものがあり、またブリザードやハリケーンなどの異常気象で麻痺状態になる回数が増えていますよね。カスタマーサービスでトップを走っていたサウスウェストも、キャンセル後の対応でBWでのランキングが地に落ちるといったこともありました。

この、エアカナダのサービスはこのような背景があってのものですが、会社の非で無いものに対しても自社のカスタマーに対しては特別の対応を約束するといった点で他社と差別化をしている訳です。プレスリリースによると、状況によっては他社便を手配することもあるようですが、これって自分の店で買ってない商品の返品を受け付ける某デパートを思い起こさせます。(よそで買った眼鏡のクリーニングをしてあげることの比じゃない)

顧客にとっては保険の1種になるでしょうが、非常に助かりますね。航空会社にとっては何でしょう?ロイヤリティーの獲得費用? ブランド構築費用? パブリシティ? 他社差別化? いずれにせよ、結局はどんぶりになる部分も多々あるでしょうが、「cost-benefit」ではなく「お客様にとってのベストサービスとは」の視点があってこそのこのサービス、entrepreneurも見習うべきところが多いですね。

| マーケティング・アイデア | 19時33分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ペット専用浄水器

突然ですが、特許出願に当たっては、その発明の「進歩性」と「新規性」が求められます。
「進歩性」は同じ業界にいる人が全く想像できないような新しいモノであることが必要で、ハードルは高いのですが、「新規性」は例えばある商品があって、容易には想像できない改造をしたり、もしくは用途・目的のために使われるのであれば、その程度によって考慮されるので、多少難易度は落ちます。

ですが、商品開発においては、特許査定では武器とならない、「転用」も十分な差別化要因となり得ます。という前置きは置いておいて、「ペット専用浄水器」というのはいかがでしょう?

浄水だけではなく、ペット専用のミネラルウォーターやデオドラントスプレーなども、Websiteには品揃えがあるようです。

サイトには色々と効能書きがありますが、つまりは人間用の「転用」ですよね。でも、これもまたペットを一家族として扱う方にとっては十分なセールスピッチとなるでしょう。○○という商品の専用クリーナーと同じ感覚とでも言いましょうか...

人口減が不可避な中、ペット人口(?)は増えている訳で、最近のペット関連商品の乱発はすさまじいですよね。(「ペットも安心! 」というキャッチフレーズのペット専用保険のCMを初めて見たときには、さすがに驚きましたが。ちなみに、ペット大国アメリカ出身の友人もあきれてました)

ただ、このように一般ピープルには訴求効果が無くとも、一部の人たちにとっては無条件に購入に走る、そんなジャンルがありますよね。超富裕層というのも、その一例でしょうか。

一つの商品について、想像できないほどプライスを上に下に振る、180°違う顧客を想像するなど、右脳に働いてもらう商品開発がキーとなりそうですね。

| マーケティング・アイデア | 14時05分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑